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東出昌大と唐田えりかが恋に落ちた映画『寝ても覚めても』を見てみた【ネタバレあり】

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 不倫関係にあったことを認めた、俳優の東出昌大と唐田えりか。2人が急接近したのは2017年に撮影した映画『寝ても覚めても』での共演だという。2018年9月の映画公開直前、ハフポストのインタビューで、2人は役についてこんなことを話していた。

唐田「脚本を読んだ時から、朝子は自分に似ているなと思っていたので、私は朝子のとる行動に疑問を感じなかったんです」

東出「愛想とか遠慮がない部分は麦に近いですね。なので、亮平はえらいなと思いつつ、自分も気を付けないとなと思ってます(笑)。現場でも麦っぽいよねってよく言われました」

東出「人を好きになることは、他者から見たら良いも悪いもないですよね。だからこの映画にも十人十色の意見を持っていただきたいです」

唐田「この映画を観てくださった方それぞれに、朝子の行動に対して思うことは違うと思います。もしかしたら背中を押される人や、素直になれる人もいるかもしれないと思うんです。この映画を観たみなさんにも自分の気持ちを殺さずいてほしいなと思います」

(出典:ハフポスト 【東出昌大&唐田えりか】カンヌに挑んだ注目の恋愛映画『寝ても覚めても』出演の二人にインタビュー

 映画『寝ても覚めても』で二人は恋人役、東出は一人二役を演じている。一体どんな映画なのか。Amazonプライムにて『寝ても覚めても』を鑑賞したライターによると、「ヤバい恋の話でした」と憔悴した声が返ってきました。

 

 

※以下、映画のネタバレを含みます。ご注意ください。

 

映画『寝ても覚めても』のどうしようもない恋愛模様

 映画『寝ても覚めても』で描かれるのは、『同じ顔をした2人の男に惹かれる一人の女の恋の行方』。唐田えりかさんはヒロイン:朝子。東出昌大さんは朝子と恋におちる青年:麦(ばく)/麦とそっくりな顔のサラリーマンでやっぱり朝子と恋に落ちる亮平、の二役を演じています。

 映画冒頭で麦と朝子が偶然出会って1秒でキス。でも、朝子が麦のどこを好きになったのかがさっぱり分からないまま、話は進んでいきます。

 朝子の親友も「あの男はあかん。たしかに顔はいいけど、一番あかんやつやで。しばらくしたら泣くことになる」と忠告するくらい麦は“ヤバいやつ”。髪の毛もぼさぼさだし、仕事もしてるんだかしてないんだか。そして、ふら~っと出ていくと帰ってこないという放浪癖の持ち主です。しかも「靴を買いに行く」といって出て行ったきり、帰ってきませんでした。

 え、現場で東出さんは「麦っぽいよね」とよく言われてたんですよね……なるほどなあ……。

 一方の朝子は、私には「陰鬱な女」という印象でした。麦に捨てられてから、親友にも連絡先を告げずに東京に上京。麦に顔が似ている亮平を貞子のような目で追い続け、亮平に話しかけられると逃げるという奇行を繰り返した末に、なぜか亮平の心をゲット。

 しかし、やっぱり麦が忘れられず、5年後に麦が芸能人になって戻ってきた際、麦の乗る車のフロントガラスの前に飛び出して、手を振りながら「バイバイ、麦!」とわざわざ言うんですよ。ああフロントガラスをバンバン殴らなくて良かった。

 このとき、朝子は亮平と婚約してるんですよ……? それなのに、昔の男の前にわざわざ自分で顔を見せるような行動をする……。

 やっぱり未練があるから、彼の前に出たとしか思えないわけですが、まあそのとおりでした。その予想は見事的中。朝子のフロントガラス事件を受けて、麦が朝子の元に戻ってくるのです。

「あさちゃん、すごく待たせた―。俺、あさちゃんをつれていきたい。一緒にいこ~。手を振ってるの見たよ」

 キモ!!!!!!

 あんた、5年前に朝子のこと振ったんじゃないの? しかも音信不通っていう最悪の結末でさ。LINE一通で別れるよりひどいぞ!!

 でも朝子は麦が好きなんでした。彼の手を掴み、タクシーに乗り込みます。亮平が追いかけてきても「出して」と冷たく言い放つ朝子。いやもうクズカップルすぎてお似合いです。おめでとうございます。

 麦も朝子を捨ててまで芸能人になりたかったのかと思いきや、鳴り続けるスマホを捨てて「俺の代わりはいくらでもいる」「俺の親父の住む北海道に行こう」とか言うし、あんたなにがしたかったん?

 朝子も朝子で、友達が「亮平さんに謝って。あんな亮平さん見たくない」と怒ると、「もう私は戻らない。私の荷物も全部捨てて」ときっぱり。「もう私たちの前には2度と現れないで。連絡もしないで」とまで友人に言われたのに謝りもせず、そのまま車を走らせます。

 ところが。

 たった半日車で北上しただけで、朝子は「やっぱり亮平の元に帰る」と言い出すのです。どういうことなんでしょう。

 朝子は傷ついている亮平の元に帰り、こんなことを言いやがりました。

「一番大事な人を傷つけてしまった。どれだけ謝っても謝り切れない。そういうことをした。だから、謝らへん。許されたいとも思ってない。私はただ、亮平と生きていきたい。だからいま、ここにいる。顔を見せてほしい。声を聞かせてほしい。亮平、亮平……!」

 恋って、愛って、わかりません………。ハフポストインタビューの言葉が、脳内再生されていきます。

「人を好きになることは、他者から見たら良いも悪いもないですよね」

「もしかしたら背中を押される人や、素直になれる人もいるかもしれない」

「自分の気持ちを殺さずいてほしい」

「朝子は自分に似ているなと思っていたので、私は朝子のとる行動に疑問を感じなかった」

 映画の中だけじゃなくて現実、背中を押されて素直になって自分の気持ちを殺さずに朝子のような行動をとって3年後、こうなっているわけですよね。

 もちろん映画での恋愛はインモラルであっていいですし、恋愛なんて多かれ少なかれどうしようもなさがつきまとうもの。この物語に続きがあるとしたら、誰か刺されてるかもしれませんけど、現実にもそんな事件はよくある話で、だからある意味リアリティがあるとも言えます。本作は海外で絶賛されたそうですが、見た人の心をぐわんぐわん揺さぶる濱口竜介監督は、確かにすごいと思いました。

 でもこの映画共演からの泥沼不倫バレというのは、あまりにもドラマティックで、同時にあまりにも陳腐ではないでしょうか。

 報道によると東出さんは育児も手伝わず、毎晩飲み歩き、杏さんが困っていたとのこと。所属事務所は報道を「ほぼ事実」と認めていますね。自分のやりたいように、相手の気持ちなんて考えずにふるまう麦の姿に重なってしまいました。

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