
『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)公式Twitterより
佐藤健さんの「彼氏LINE」が話題です。主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の撮影で忙しいのに頻繁に送られてくるLINE。まさに「もしも人気俳優佐藤健が彼氏だったら」のIf世界なわけです。
しかも思わず返信したくなる(したところで既読スルー)絶妙な彼氏感、編集Yももちろん登録中ですが、こんな幸福な戯れがこの世にあったなんて……。リアルにLINEを往復できる人(……古市さんか千鳥ノブさんくらいでしょうか)が羨ましくなりさえします。

多忙な彼氏のレスはない

ほらノブじゃん
そしてやっぱりアツコも佐藤健さんの魅力にとり憑かれており、王道ラブコメ『恋はつづくよどこまでも』を絶賛。曰く、「佐藤健くんの素顔は天堂先生そのもの」だというのですが……。
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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
「1月クールは医療ドラマばっかり」と言われるように、本当に毎日どこかの局で医療ドラマが放送されていて「もう何が何だか」って感じじゃない? 関東ローカルだけど、日曜日の昼下がりなんてTBSで立て続けに上白石萌音&佐藤健W主演の『恋はつづくよどこまでも』と伊藤英明主演の『病室で念仏を唱えないでください』が放送されていたもの。
アツの周りでは、「日曜の午後はスポーツ番組が見たい」男性陣や、「家事の合間にバラエティーを流し見したい」主婦の方々から「もうお腹いっぱい」の合唱。「佐藤健を見ながら洗濯して戻ってきたら、いつの間にか医者が伊藤英明にすりかわってて、訳わかんなくなっちゃったわ」なーんて。
医療ドラマの大ヒット作といえば米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)があるけれど、二匹目のドジョウはそう簡単には見つからないもので、これぞ! というヒットの種は今のところなさそう。
各局ドラマチームの苦境を見かねたテレビ誌編集者のご意見はこちら。
「こんなに医療ドラマが乱立しちゃったらそりゃ食傷気味になるってもんだろ。天海祐希主演の『トップナイフー天才脳外科医の条件ー』(日本テレビ系)は好調だけど、大門未知子のキャラに被りすぎだしさ。医療ドラマなら失敗しないなんて思ってたら大間違い。前半戦の今のところ、残念ながら総崩れの状態だな。
どの局も病院を舞台にそれぞれ多種多様の切り口を用意して攻めてきてるけど、これだけあると逆に善し悪しも好き嫌いもはっきりするから難しいと思う。制作サイドの力量が試されてるね」
まあ辛口。おまけに、「タイトルと出演者を覚えるのも大変だから『全部、似たような感じだし、こうなったら全部見ない』と言い切る読者もいるぐらい」だそうよ。
確かに医療ドラマは多すぎて追いかけられなくなってるんだけど、えーコホン。単純なアツは今期も推しドラマを見つけましたっ。誰に何をどう言われようと、何がなんでも、『恋つづ』にどハマリ中なの!
というわけで、 恋つづファンの女子の皆さん、今日もキュンキュンしてますかぁ? すっかり"天堂担"になりメロメロな毎日なの。胸にズキューンとくる天堂語録さえあればどんな寒さもへっちゃらよ! さあ、病院を舞台にした"王道ラブストーリー"である『恋はつづくよどこまでも』をご紹介しましょ。
原作は少女漫画で、ヒロインは上白石萌音ちゃん演じる何事にも一生懸命で前向きな新人看護師・七瀬。そんな七瀬ちゃんが一目惚れしちゃったのが、佐藤健くん演じる敏腕だけど超クールで超ドSな医師・天堂。物語の軸はこの二人ね。
七瀬ちゃんは新人なゆえにドジもあって、でも仕事に全力投球で大好きな天堂先生にも一直線。恋にどこまでもひた走る感じで、すご~くいいの。対する天堂先生はツレなくて厳しいことも言うんだけど、たまに見せてくれる優しさがもう国宝レベルなのよ。えっ、ありがちな設定ですって? それが何か? 問題でも?
アツが「恋つづ命」を宣言すると周りにドン引きされるし、毎度おなじみ先輩美人記者のMさんは固まっちゃってたし、低体温っぽいイジワルなF氏は「いいトシしていつまでも」とか言うんだけど、ほっといてちょーだい。
「お前は……天堂担だろ」
アツが決定的に『恋つづ』にハマったのは、1月21日放送の第2話のこと。患者さんが亡くなって号泣する七瀬の背中を優しくトントンして、最後に「お前は……天堂担だろ」とクールに言い放った天堂先生を見て、もういきなり心わし掴みにされてとろけちゃって。「お前は……」で1回言葉を切って、間をあけてからの「天堂担だろ」には、崩れ落ちるしかないじゃない。どんなセリフが飛び出るのか待ってた所にどストレートにきた「天堂担だろ」だもの。「はい、そーです。紛れもなく天堂担です」以外の答えがあるかしら?
1月28日放送の第3話では、体調を悪くした七瀬に薬を持ってきてくれた天堂先生。その置き手紙が「飲んで、寝てろ」。もしも起きてこんなメモを見つけたとしたら寝てられる? どんなに具合が悪くても飛び起きちゃうわよね。
さらに失敗続きの七瀬に渡したメモには「バカ!!」の文字が。しかもそのメモを笑顔でサラリと手渡す天堂先生。ダメだ、もう心臓が持たない。「はい、私はバカです。大バカな天堂担です」を呪文のように繰り返し、何百回と鬼リピ。どーしてこんな身体になってしまったのか?
だって天堂先生ったら、佐藤健くんそのものなのよ!!!
佐藤健の謎は「一生かかっても解けない」?
かつてとある雑誌で健くんの連載を持っていた編集者も、「天堂と健、ほとんどそのもの。リアル過ぎてびっくりだよ」と驚いていたほどの相似形。
「健も自分の世界を持ってるし、あんまり人に懐く感じでもないから、連載チームであってもなかなか仲良くなれなくて悩む女性編集者もいたんだよ。健本人は謎解きが大好きだけど、佐藤健の謎は一生かかっても解けないだろうね」
そうそう、佐藤健くんは謎解きゲームが大好きなのよね。って、確かに健くんってツンデレで、インタビューしててもクールな受け答えの時があるんだけど、時にフワッと可愛い無邪気な笑顔を見せてくれたりして……。あらヤダ、やっぱり天堂そのものだわ。
そんな健くんとナイスな掛け合いをする萌音ちゃんもいい女優さんで、七瀬役はドンピシャ。見ていてつい「頑張って~」と応援したくなるような何とも言えない可愛さなの。健くんってば『義母と娘のブルース』(TBS系)では萌音ちゃんの妹・上白石萌歌ちゃんと共演しているし、上白石姉妹との相性がいいのかもね。
『ぎぼむす』もさらなる続編が期待されているけど、そちらの健くんは元ヤンのパン職人役で、天堂先生とは正反対のキャラ。いやはや佐藤健という役者の振り幅ったら際限ないわ。胸キュン俳優としてはピカイチよね。
そんなこんなで余りある思いを何とか押し込めて、健くんに直接お話を聞く機会を設けたの。すると健くん、「男だってラブストーリーが好きな人は多いと思う」ですって。アツのテンションは勝手に爆上げよ。これだからいつもいい意味で健くんには振り回されちゃうの。
「七瀬はとても魅力的な子で、孤高の天堂にとっては反対だからこそ惹かれていくんだと思う。まっすぐだし、次々と何かしら新しい発見をもたらしてくれる存在で。いろんな人に見てもらえるようないい作品にしたい」
取材ではこんなセリフをクールに言い放つ健くん。おっとあっぶなーい、天堂担から健担になるところだったわ。
さてさて本物の"天堂担"である七瀬こと萌音ちゃんは、初回から天堂先生に頭をガシガシわし掴みにされちゃったり、ツンツンな厳しいお言葉を浴びせられたりと大変なんだけど、元気いっぱい&夢いっぱいな若き演技派女優さん。「七瀬は天堂先生への愛をエネルギーにして、恋に仕事に突っ走る純粋な女の子。素敵だなと思いますし、恐れずに全力で演じていきます」と目を輝かせる萌音ちゃんは、ピュアな感じが本当に七瀬そのもので、大好きになっちゃったわ。
まだドラマは始まったばかり。天堂先生と七瀬ちゃんの恋の行方はいかに? 天堂先生の過去の恋愛での傷や、2月4日放送では七瀬ちゃんの身にまさかストーカーの魔の手が!? などトラブル続出。乗り越えるべき問題はいろいろ残っているけれど、成就を願いつつアツの「健はつづくよどこまでも」はまだまだ盛大に爆進すること間違いありません。ちなみに視聴率も一話より二話で上昇させた上、三話も二桁キープと好調。固定ファンをすでにがっちりつかんだ様子ね。さすが!
しつこくてごめんなさいだけど、昨年のこの時期にやっぱり胸キュンさせてくれた『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)もそうだったように、新春の『火曜ドラマ』はこれだから好きよ。寒い冬には王道のラブストーリーで心身ともにポカポカ、温まりたいじゃない。最後までキュン死しそうなドキドキ素敵な恋をつづけて見せてね~!