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松嶋尚美「子どもの食事中にYouTube見せる」に賛否。テレビもYouTubeも一緒?

文=wezzy編集部
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「Getty Images」より

 松嶋尚美が「子どもが食事中にYouTubeを見ることを許可している」と明かし、賛否両論が集まっている。

 今月5日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、香川県議会の子どものネット・ゲーム時間を1日60分に制限する条例について特集。

 出演者らがコメントをする場面で松嶋は、<私はこんなの作ってもあんまり意味ないんちゃうん? って思ってしまうんですけど>と条例に否定的な姿勢をみせる。

 続けて、自分の8歳と6歳の子どもは習い事で時間がないため、夕食時にYouTubeを見ることを許可していると語った。

<逆にうちは、ご飯食べながらYouTube見てもいいって言ってる。「あなたは時間ないし」って>
<7時に習い事、サッカーの練習から帰ってきて、そこからご飯、お風呂ってなったら、そこで「30、40分YouTube見ながらご飯食べな」「それでリラックスできるんでしょ?」って>

 なお松嶋は、「(子どもがYouTubeに)依存してないから言えるのかもしれないけど」と付け加えている。

 この発言にネット上では、「うちも見せている」と同意する声がある一方、「テレビはいいけどYouTubeは禁止」との意見も少なくない。

テレビは“流す”でもYouTubeは“見る”という意見

 食事中のテレビはOKだがYouTubeはNG。タレントの西山茉希もこの問題に頭を悩ませていた。西山は2017年、ブログに「食事中に子どもがYouTubeを見たがって困っている」との思いを綴っている。

 西山によると、娘がご飯を食べている時にYouTubeを見たいと言い出したため、「見ながらだったら食べなくていいよ」と諭したという。すると娘は「なんでテレビついてるのにYouTubeはダメなの?」と反論し、西山は言葉を失ってしまったそうだ。

<ごはんの時にYouTube見られるって、作った側として正直嫌だもん。
しかも家族団欒の場所で同じご飯食べながらひとつの映像に夢中になられるって。。。悲しくないですか>

<当たり前じゃないのかな。テレビが流れてる分にはまだしも、食事をみんなで楽しもうとすることって、当たり前じゃないのかな。。。
作った人に対して失礼だって思わないのかな。。。
なんか謎だ。
私はやっぱり、嫌だ。
YouTube見ながらご飯食べてる食卓なんて、そんなん嫌だな。
私も私で
だめなのかなぁーーー。
なんかへこんだ夜>

 テレビはあくまでも “流す”ものでBGM扱いすることもできるが、YouTubeは“見る”ものであるため、食事を蔑ろにしていると感じるのだろう。これには共感のコメントも複数ついている。

子どもにとってはテレビもYouTubeも一緒?

 しかし育児系のネット掲示板などでは、「子どもにとってはテレビもYouTubeも一緒」と受け入れる流れも見られる。

 NTTドコモのモバイル社会研究所の調査(2019年、関東1都6県在住が対象)によると、小学3年生~4年生で従来のケータイとスマホを持っている割合は40%で、そのうち35%がスマホだという。

 年齢が上昇するほど、スマホの所有率は高くなり、中学1年生~3年生になると、従来のケータイとスマホを持っている割合は65%で、うちスマホの割合は97%だそうだ。

 また、2017年のビッグローブの調査によると、小学生の半数以上がスマホ動画を視聴しているという結果も出ている。

 今の小中学生は、おもちゃ紹介やゲーム実況などエンタメ系の動画から、勉強の解説動画まで、気軽にYouTubeに触れている。テレビとYouTubeの“境界線”をさほど感じてはいない可能性もある。

スマホ画面はみんなで一緒に視聴しづらい

 とはいえ、食事を用意する側、また一緒に食卓を囲む側としては、子どもが食事をしながらスマホの画面に見入っている光景は、快いものではないだろう。食事を“団らん”と捉えていればなおさらだ。

 テレビならば複数人で共有できるものの、スマホ画面の映像はそうもいかない。テレビでYouTubeなどの動画を流すという手もあるが、子どもが好んで見たがる動画を親も同じように楽しめればの話である。

 たとえ親子関係でなくとも、すぐ横にいる自分を無視して相手がスマホゲームや動画、チャットなどに夢中になっていれば、存在を軽んじられているようにも感じるだろう。これは食事中に限らない。

 またYouTube動画そのものに否定的な保護者もいる。アニメのキャラクターなどを用いて子ども向けと見せかけ、性的表現や暴力表現を流す動画、(エルサゲート)もあるためだ。子どもがどんな動画を見ているかわからない状況に、不安を覚える保護者の心理もわからなくはない。

子どもを尊重するやり方

 ただ、自分の子ども時代を振り返ってみてほしい。エッチなもの、暴力的なものなど「見てはいけない」とされているコンテンツにどうしようもなく惹かれることはなかっただろうか。親の禁止をかいくぐるスリルもある。人によっては、子どもだからといって純真無垢な存在として扱われることが気持ち悪かったという記憶もあるのではないか。

 親が自分の価値観を頭ごなしに押し付けるのではなく、子どもの「YouTubeを見たい」という気持ちを尊重しながら、親子間でYouTube視聴のルールを設ける家庭もある。たとえば、端末に「制限付きモード」を設定し、不適切な動画が極力出てこないようにする。食事の際にYouTubeを見る場合は、端末をテレビ画面につなぎ、動画を一緒に見ながらコミュニケーションをとる……など。

 YouTubeに限らずインターネットの利用については、一律に禁止しても何も解決しない。家庭ごとに工夫をして向き合っていくしかないだろう。

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