ゴリ推し批判からの手の平返し
冒頭に話した『櫻井・有吉のTHE夜会』では、風間俊介くんが「僕の推しメン」としてラウールくんを紹介したんだけど、ラウールくんの特技がまさかの「乳首の位置当て」だったから爆笑。
銀シャリ・鰻さんと早着替え対決をしてカッコよく大勝利を収めたものの、着替え途中で失敗した鰻さんのズルズルな姿を見て「えっ、もしかしてこっちが正解?」と不安げに言い放つなど、その大暴走が面白かったのなんのって。
風間先輩は「ラウールはカリスマ性があるところがいいのに~」と嘆いてみせたけど、素のまんまのラウールくんがあらわになって、アツの周りでも手のひら返し同士が急増よ。
「風間くんのリードや桜井翔くんの上手い合いの手もあってまんまと策略にハマった気がしないでもないけど、ラウール株は急上昇だもんね。大爆笑したわ。これでもう思う存分、Snow Man全員を応援出来るわね」だって。昨日までアツも含めゴリ推しだなんだとブーブー言ってた連中が、あっという間にコロッと転がされて大変貌を遂げちゃって。ホントごめんあそばせね。
ラウール「最初は不安だった」
思えばSnow Manのトークスキルはかなり高いのよね。超絶アニメオタクで、二次元の「嫁が何人もいる」と豪語するさっくんのしゃべりもめちゃくちゃ面白いじゃない? 仲良しのKis-My-Ft2・宮田俊哉くんとはアニメ仲間で、宮っちと「3日連続でご飯を食べて癒されまくった」そう。
幼稚園からの幼なじみで絆深いシンメでもある翔太くんとダテ様は、しっかり地に足が着いた安定の名コンビ。阿部ちゃんはご存じジャニーズ初の気象予報士で、上智大学の大学院卒という高学歴アイドル。目黒くんは見てお分かりのようにどっからどう見ても高身長のイケメンで顔面偏差値が高すぎよね。康二はさすが関西の血を引く男、あの端正な顔立ちから繰り出す関西弁トークはいつどんな時も滑り知らず。かつてのお仲間である平野紫耀くんが先にデビューしてしまって心配してたけど、努力が報われたよね。
これだけユニークで個性豊かな年上メンバーに囲まれてるんだもの、新加入となったラウールくんの立場になって考えてみたら、最初は大変だったのかも知れないわね。長く多くの経験を積んできたお兄ちゃんズがいて、心強いだろう反面、その中で自分を出していくって簡単なことじゃないだろうし。
リリース3日でミリオンセラーを記録という華々しいCDデビューを飾った今、改めて取材で聞いてみると……ラウールくんも「最初は不安だった」とポロリだったのよ。
「だって今までのファンの人たちに受け入れてもらえるかどうか分からなかったから。ステージに上がる時も心配だったな。でも今はもう何でも言えちゃう環境を作ってもらってるし、どんなことにも9人で向き合っていけるこの毎日に感謝しかない」
最後はキラッキラの笑顔で宣言してくれたけど、きっと今までの取材でも、悲しい思いをしたことがあるんじゃないかしら? 長年のジャニーズ担当者たちは、口には出さないけれど、Snow Man可愛さに「ラウール? 誰? 知らなーい」な態度をそれとなく出してたかもしれないし……。
何気ない雑談もそりゃ勝手知ったるひかるやふっか、さっくんと弾ませちゃうし、そこへ康二が入ってきて交ぜっ返す感じでわちゃわちゃしちゃってたし、アツもそんな場面を作っちゃったこと、あったかも。もちろんそんなつもりはなかったんだけど、うっかりラウールくんに疎外感を与えていたんじゃないかと、今さらながらの反省です。ホント、ごめんなさい!
メンバーはそれぞれ高校や大学に行って、学生時代を謳歌してたけど、ラウールくんはまだ現役高校生。学校も仕事も……の両立、いきなりの大人の世界への進出で戸惑うこともいっぱいあるだろうに。同じく新加入メンバーである目黒くんが「忙しい日々だけど、ラウールが普通の高校生活が送れるように祈ってるんだ」って言ってたけど、頼もしいお兄ちゃんズに頼れるところは頼って、高校も楽しんで欲しいな。
3月20からは待望のASIA TOUR『2D.2D』も始まって、東京からタイ、シンガポール、インドネシア、台湾などでの公演が予定されてるのよね。新型コロナウイルスの世界的な蔓延が気がかりだけど、もし収束の目処が立ってツアーを決行するなら、どうか成功させてほしいわ。最大のライバルであり同士でもあるSixTONESと切磋琢磨しあいながら、世界に羽ばたいて行って欲しいと願うばかりよ。
デビュー曲『D.D.』の歌詞じゃないけれど、彼らが「テッペンを見せてくれる」日に期待しちゃうわ。アツも遅ればせながら、ちゃっかり心を入れ替えて応援していく所存でございますので、Snow Manファンの皆様、改めましてどうぞお見知りおきを〜!
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