
Getty Imagesより
メルカリで商品を売るのに重要なのは“写真”です。これははっきりと言い切ることができます。
もちろん丁寧に商品の紹介文を書くことも大切ですが、文章をあまり読まない方がいるのも事実。
その証拠に、サイズや着丈をちゃんと書いておいても、コメントで聞かれることが度々あります。もしかしたら、メルカリにおいて説明文は補足でしかないのかもしれません。
では、メルカリで商品を売るためには、どんな写真を撮ればいいのか? いちメルカリ好きが、メルカリ活動で学んだことを写真撮影の“コツ”を具体的に紹介します。
背景の色は白がベストなのか?
商品をより美しく見せるために、物撮りの背景は白が基本だと言われています。いわゆる“インスタ映え”する画像にも、白が背景のものをよく見かけます。
ちなみに、Amazonや楽天市場では、商品画像の背景は白にするよう推奨されているそうです。では、メルカリの商品写真の背景も白がベストなのでしょうか。

Getty Imagesより
わたしの個人的な意見としては、そうとも限らないと思っています。
メルカリで例えば「レディース・トップス」と検索すると、実にたくさんのアイテムが出てきます。その中で自分の商品を見てもらうためには、ユーザーが下にスクロールする手を止める“なにか”が必要です。
たしかに、白が背景の写真は商品をキレイに見せる効果があります。しかしメルカリにおいては、数ある商品の中から自分の商品を“目立たせ”なければいけません。
例えば、明るい色のアイテムであれば、背景を暗くする。暗い色のアイテムは、背景を明るくする。シンプルなアイテムなら、あえて背景を柄にするなどもいいかもしれません。
いちいち背景を変えるのは面倒だという方もいると思いますが、ずらっと並ぶサムネイルの中で“目立たせる”ということだけは覚えておいてください。
1枚目の写真がとにかく重要!
メルカリにおいて売るためには、とにかく商品を見てもらわなければ話が始まりません。商品を検索して下にスクロールする手を止めてもらうためには、1枚目の写真がとにかく重要です。
例えば洋服の場合、その特徴を一目で伝える1枚目の写真は、ハンガーにかけた状態がいいのか? それとも床やテーブルの上に置いて撮った写真の方がいいのか?
着用した状態の方が魅力が伝わるのであれば、首から下の着ている写真を1枚目に選ぶというのも、ひとつの手です。
わたしの場合、平置きした状態の写真を使うことの方が多いです。
シャツなどは、あえて畳んだ状態の写真を1枚目にすることもあります。また、シルエットが特徴的なアイテムは、ハンガーにかけた写真を使います。
こちらは、柄が特徴的な子どものチュニックワンピースですが、あなたならどの写真を1枚目に選びますか?
わたしの答えは、左下の柄がはっきり写っている写真です。
全体像はわからないけれど、柄がかわいいと思って手を止めてくれた方が2枚目を見てくれるかもしれません。他の写真を見れば全体がわかるように、写真の順番も試行錯誤して……と考えだすとキリがないですね。そして、売れる商品写真に絶対の正解がないのも事実です。
wezzyのキャッチコピーは「現代を思案する正解のないWEBマガジン」ですが、メルカリの世界にも正解はありません。
出品する前にその商品を1度検索してみて、思わずスクロールする手を止めるのは、どんな“1枚目の写真”なのか? そして、その中で売れているのは、どんな“1枚目の写真”なのか? 売れている人の写真を参考にしつつ、ぜひ自分なりの“正解”を探してみてください。
今回はメルカリで商品を売るための写真の撮り方について、基本的なことを書かせていただきました。次回は応用編です。写真を制するものはメルカリを制す!? 売るためのひと工夫について書く予定です。
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