「メモを取るように」──それは社会人になると必ず言われる、通過儀礼のようなもの。
最近はスマホも便利になり、写真や音声、動画でも記録ができますし、もちろんその場でメモアプリにメモをフリック入力することも簡単にできる時代です。
しかし、まだまだ時と場合によっては、スマホを気軽に取り出すことができないこともあります。また、「スマホは遊びの道具」と決めつけられ、無用のトラブルが起きることもままある話です。
それでもやはり、メモを取ることは、ひとの話を訊く際の基本行動だと思います。そんな時、胸ポケットに収まって必要なときにさっと取り出せる、手のひらサイズのリングメモを使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
天面にリングがついていて、やや硬めの表紙を背面に回して用紙を出す。メモを記入し、書き終わったページはくるりと背面に回し、新しいページを出してまた記入する。リングメモは優秀な道具です。手軽ですし、さほど高価ではありませんし、持ち運びにも便利です。
ただ、使ってみて不便だと思った経験はありませんか。
例えば、筆記済みのページと、未記入のページの区別。書いたページをすべて破り取ってしまう方でない限り、焦って未記入のページを探した経験はどなたにもあるのではないでしょうか。
また、筆記済みのページが重要な場合もあります。そのページを見ながら作業をしなくてはならないのに、最後に書いたページもやっぱり用紙を繰って探さなければなりませんよね。
いずれの場合も、工夫次第で回避できないわけはありません。でも、この苦労をしなくて済むリングメモがあったとしたら、欲しくないですか。
未記入のページを一発で出すことができる理由
商品名：パッとメモ
値段：320円+税
色展開：黒、白
デザインフィルのパッとメモは、そんな貴方のために存在するリングメモです。
見た目には、一般的なリングメモと変わりはありません。秘密は、中の用紙にあります。
実はこのリングメモ、用紙の左側面が糊で固定されているのです。
樹脂製の表紙をめくった最初のページにメモを書きます。次ページに別のメモを書きたいと思ったら、ページをめくってください。すると、糊で固められていた左側面がぺりぺりと剥がれ、リングを介し用紙を背面に回すことが可能になります。
左側面が糊で固められていることによるメリットは何でしょうか。
筆記済みのページは糊から逃れ、自由になっています。対して、未記入のページは糊で固定されています。なので、パッとメモを取り出し、用紙側面を持ったまま表紙を下に向けると、樹脂に表紙と切り離された筆記済みの用紙だけが垂れ下がることになります。
この状態で手首にスナップを利かせ、表紙と筆記済みの用紙を一気に背面に回します。掌に残ったパッとメモは、未記入の用紙を見せていることでしょう。
このアクション、実に爽快です。
腰を落ち着けて準備万端で取るメモはどんなメモ帳でもノートでもいいでしょうが、立ち話から急にメモを取るシーンも決して少なくありません。そんな時、常に未記入のページが一発で出てくる本製品はたいへん便利です。
また、「書いたものをすぐ見たい」という使い方にも対応できます。この場合は、最新の記入済みページを糊から剥がさずに、そのままにしておけばいいのです。手首のスナップで、必ず最新の記入済みページが出現します。
用紙にもこだわり、書き心地は抜群
中の用紙は水色の2.5ミリ方眼罫で、字が曲がらないように書くためのガイドにもなっていますし、また大きく書きたい場合は邪魔にならない程度の濃さでもあります。用紙はダイヤリー手帳のために開発された、デザインフィルオリジナルのMD（ミドリダイアリー）用紙ホワイト。デザインフィルには1961年の発売以来根強い人気を誇るリングメモ・ダイヤメモがありますが、それと同じ用紙を使用しています。書き心地は抜群で、安価なメモ帳とは一線を画します。鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、万年筆──何を使っても気持ちよくメモを取ることができます。
書き心地のいい用紙で、工夫の凝らされたメモ。表紙は白と黒が選べます。あくまでシンプルに、それでいて最高の存在。それがこのパッとメモなのです。
