連載

新型コロナ騒動をビジネスチャンスに…スピ教祖らのあからさますぎる便乗商売

文=山田ノジル
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 新型コロナ対策で日本中が混乱する今、医業の神を祀る神社のお守りが話題になったり、疫病を防ぐ妖怪「アマビエ」を絵師たちが描いたりと、おまじない的な楽しみも増えてきている模様です。そんななか、まったくほほえましくない便乗商法も、ここぞとばかりに活性化! 人の弱みにつけこむ界隈は、清々しいほどの通常運転ですな~。「27度以上のお湯を飲んで予防」あたりはまだ笑えましたが「花こう岩でウィルス予防!」には、思わず「つげ義春かよ」と白目になりました(※河原で拾った石を売る短編が有名)。

 さてそんな状況下では、謎物件界隈もおとなしくしているわけがありません。何を語り、何を売るのか? いつも以上に闇深くなる予感しかしない百鬼夜行を、見物しに参りましょう。

生理用品不足騒動に対しては…

「トイレットペーパーの原材料が中国から輸入できなくなる」というデマから始まった生活用品不足では、使い捨ての生理用ナプキンも品薄になりそうでした。とくれば「布ナプキン」や「経血コントロール」を布教する方々が、「商機!」とばかりに活気づきます。以前より性をスピリチュアルに語ってきた夏目祭子氏のメルマガでも、こう来ました。

「生理用品の品薄も『ちつ力』があれば怖くない!」

 夏目氏はここ数年の「膣ブーム」に乗っかり、先月『愛し愛される力が開花する「ちつ力」メソッド』(大和出版)なる膣本を出しましたものね。そりゃあ「今でしょ!」と宣伝したくなるでしょう。でも、非常時にやることなのか、これ? 東日本大震災のときも、「今こそ役立つ女性の知恵!」と経血コントロール情報を発信するブログなどがチラホラ登場していましたが、歴史は繰り返す。

 メルマガにはこんなことが書いてあります。

紙ナプキンがない時代の女性は経血の大半をもらさず、トイレで出していました
日頃から鍛えておけば、ナプキンは1日1枚以内で済むようになります
平常時から【膣を締める習慣】をつけておけば、災害時の避難所生活の不便もだいぶ解消されるはず

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