『テラスハウス』で執拗にキス迫る「なにもしないよ」「なに恥ずかしがってるの」

文=wezzy編集部
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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』番組ホームページより

 Netflixで配信中の人気番組“テラハ”こと『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下、『テラスハウス』)が、SNSを中心に炎上している。

 3月24日に配信された37話で、男性メンバーの行動が「さすがに度を越している」と物議を醸しているのだ。

 問題となっているのは『テラスハウス』に33話から加わった新メンバー新野俊幸(退職代行会社・EXITの代表取締役)の行動だ。俊幸は34話から登場した会社員・グラビアアイドルの吉田夢に猛アプローチをしており、いわゆる典型的な“肉食男子”のイメージそのもの。

 視聴者は気持ち悪がりながらも面白く見ていたようだが、37話で俊幸は女性メンバーに「なにもしないよ」と言いながらしつこくキスを迫った。

「目つむって」「なにもしないよ」

 37話では、俊幸・夢、小林快・木村花の男女2名ずつで京都へダブルデート旅行。俊幸は夢を京都タワーに誘い、二人きりの時間をつくった。

 夜景が美しい京都タワーの展望台で俊幸は、夢の肩を抱きながら猛アプローチを開始。「目つむって」「なにもしないよ」「なに恥ずかしがってるの」「俺は普通にキスしたいな。好きだから」と畳み掛け、執拗にキスを迫る。

 しかし夢は、苦笑いを浮かべながら一貫して拒絶。「そういうふうに(恋愛関係に)なったらしようね」と、俊幸を諌めるのであった。

 一連の俊幸のアプローチにドン引きした視聴者の「性暴力加害者予備軍の典型的な言動では」「性的同意を理解したうえでコンテンツを作ってほしい」といった声がSNSでは拡散中だ。

 俊幸の問題行動は36話でもあった。夢とのクリスマスデートで俊幸はブランド物のリップクリームをプレゼント。その場で夢の唇にクリームを塗り、どさくさに紛れてキスをしている。

 37話の京都タワーでも俊幸は「クリスマスの時したじゃん」「あれは何でしたの?」と、クリスマスのことを蒸し返す。それに対し、夢は「あれはね、あれはね…」「急に来た」と返答。その通り、クリスマスのキスは俊幸がどさくさに紛れていきなりしたもので、夢には拒否する余地すら与えられていなかった。

 俊幸のアプローチも一昔前であれば“男として普通”とされる言動だったかもしれない。不意打ちキスを“女にとってもアリ”と描くコンテンツだってたくさんある。では『テラスハウス』においてもこれは“アリ”なのだろうか。

キス失敗で「マジ、ミスったわ」

 夢は俊幸に対して直接「3人の中だったら一番いいです」「一緒にいて楽しいし面白いし」と言ってはいるが、まだ二人は知り会ったばかりであり、夢の好意は恋愛感情に発展していないようだ。

 夢は花と一緒にお風呂に入るシーンで、京都タワーで俊幸にアプローチされて困惑したと打ち明けながら、「すごい男としてもめっちゃいいって思うけど、そういう好きの気持ちはまだ別に芽生えてないから、なんか、ここでキスを受け入れるのはちょっと違うかな」と話している。

 ただ、俊幸に反省の色はない。快と寝室で話すなか、クリスマスのときはキスできたのに今回は無理だったことに不満を述べながら、「(今回は)リップ塗んなかったんだよ。マジ、ミスったわ」と冗談めかして語っていた。

 夢は俊幸に対して好意は抱いているものの、それがキスや性的な関係につながるかどうかは、まったく別の問題だ。俊幸の言動からは、キスしてしまえば恋愛関係になれると思い込んでいるかのような浅薄さが滲む。

 この先の展開で夢が俊幸を好きになる可能性もあるのかもしれないが、そうなれば万事OKだろうか。やっぱりこれも話が別で、たとえ互いに好意を確かめ合い恋愛関係になっても、キスを含んだ性的な行為に“いつでも同意”しているとは言えない。互いの“したい”“しても良い”という同意がない状況でも無理やり行為に及ぶことは、恋人の特権などではないのだ。

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