テレビ局の大混乱、ドラマもバラエティも…五輪延期で番組編成“全とっかえ”

文=秘密のアツコちゃん
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「Getty Images」より

 志村けんさんの新型コロナウイルスによる肺炎が公表され、芸能界やテレビ局も実際はかなりの騒ぎになっているそうです。収録は、編成は、東京五輪延期の影響は? 24時間体制が当たり前の民放各局は今、どのような状況なのでしょうか。現場のアツがリポートします。

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、東京近郊に「週末の外出を控えるように」とのお達しが。その一報が流れた瞬間からスーパーにお米や食材を買いに走る人が急増しちゃったのよね。慌てたあるタレントのマネージャーさんは少し遅れつつも、食材をゲットするべくスーパーを訪ねたところ「米やカップ麺ほか麺類全般、水や牛乳なんかも無くなってて、相変わらずトイレットペーパーも無し。いろんな棚がスッカラカン」だったそう。

 芸能界では志村けんさんの感染が発覚でもう大変。そのマネージャーさんは疲れ切った顔でこう教えてくれたの。

「事務所から『毎朝、体温を計って、37.5度以上だったら速やかに連絡すること。タレントの熱も計って報告するように』と、深夜に急に言われたんですよ。でもうちには体温計が無くて。朝、テレビ局で体温計を借りて慌てて計ったんですよ」

 売れっ子のタレントを持つマネージャーさんは特に気をつけていて「うがい手洗いは当たり前ですけど、僕自身も大勢の人とはあまり接触しないようにしている」そうで、細心の注意を払って生活しているとのこと。

 やっぱり、志村けんさんが感染したことで一気に危機感が増して、テレビ局も大慌て。制作スタッフに聞くと、志村さんの入院が公表される前からそれなりに対策はしていたみたいなんだけど……。

「観覧者を入れずにスタジオ収録をしたり、出演者には収録前に熱を計ってもらったり、それなりに策は練っていたんだけどね。無観客だとタレントさんのテンションも上がらないから困っちゃうんだよな」(制作スタッフ)

 それにオリンピックの延期によって、今夏の番組編成は“全とっかえ”とも言えるような大幅な変更を余儀なくされて、各局が右往左往。ドラマスタッフは頭を抱えていたわ。

「夏は夏枯れと呼ばれて視聴率が落ち込むから、通常の夏ドラもキャスティングには苦労するんだ。大切なタレントを事務所も出したがらないし。おまけに今年はオリンピックがあるから夏ドラは勝負を捨ててたんだよね。

 オリンピックに勝てるわきゃないんだから、全局、4月クールに全力投球してた。オリンピックがあるからロケもできなくなるとのことで、みんな前倒しで撮影を始めて準備万端。パート2ばかりだけど、なんたって話題作が目白押しだから視聴率が取れると踏んで、各局、存分に予算をかけて取り組んでたんだよ。

 だけど夏のオリンピックの放送が無くなったから大騒ぎ。4月クールで予算も企画も能力も人材も使い果たしちゃったから、7月クールを立て直す余力はもう残ってない」

 それだけじゃなく、気合を入れていた4月クールも思いきり被害を被ってるのよね。1月の時点ではコロナ騒動がこんなに長引くとは思っていなかったし、4月クールのドラマの制作発表記者会見も大々的に行うつもりでいたんだけれど、それも断念。

 たとえば木村拓哉さんの主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)は、前回はファンの皆さんをお呼びして試写会と会見をして大いに盛り上がったのよ。ファンの方たちから「拓哉~」の甘い声援が飛んで会場は熱気ムンムン、宣伝効果も抜群だったのよ。会見後に木村さんを直撃したら、「何か久々にキャ~という声を生で聞いた気がする」って言って喜んでたっけ。今回もファンの皆さんと実際に会って喜んでもらおうと、あれこれ素敵な作戦を立てていたというのに、なんてこったぁ!

 マスコミのお友達からも、コロナへの恨み節が多々。

「取材現場でもいろんな支障をきたすようになってきたよ。ネタを拾うための会食もダメ、お花見で親睦を深めることもできないし、対面取材も極力控えてる。でもさ、電話取材で事足りるのかって言われたら、それはやっぱりムリだよな。本気でストレスが溜まるよ」(スポーツ紙記者)

 山奥のロケにも馳せ参じて“僻地記者”と呼ばれるアツだって、遠出のロケに行けなくなってガッカリよ。

 とはいえ、お出かけ好きな記者や編集者たちが編集部や家にいるとなると、やることはコレ。「溜まっていた写真の整理」よね。コロナコロナでちょっと滅入ってきた時に聞こえてきた朗報の一つが、木村家のCocomiちゃんのデビュー話。「何だかんだ、ずっと木村家を追っていた」というカメラマンは折に触れカメラを向けていたそうで「子供の頃から本当に可愛い子だった」とつぶやきながら、パソコンの前で思い出にふけっていたとか。

 そんな折、新たに聞こえてきたのが米倉涼子さんのオスカープロモーション退社情報。随分前からオスカーの異変に気づいていた週刊誌記者はいち早く「独立して米倉自ら代表取締役になるんだってさ。円満退社を強調してるけど、稼ぎ頭の米倉涼子が辞めたらオスカーは危ないんじゃないかな。剛力彩芽の連ドラ復帰作は決まったけど、まだまだ米倉にはかなわないし、ヤバイだろうね」とポツリ。

 オスカーもやばいけど、米倉涼子さんだって大丈夫なのかしら。「マネージャーもつけないで全部自分でやる」と言っているそうだけど、それはムリってもんじゃ?  涼子さんは画面越しだとサバサバ系の姉御肌女優に見えるものの、実際は「すぐ泣く甘えん坊な女の子の部分がいっぱいある」んですって。いつも近くに仲良しの女性プロデューサーやマネージャーがいて、それが心の支えになってるのは周知の事実。ただ、前出の週刊誌記者によると「ジャニーズ事務所もだけど、オスカーも辞めるタレントがまだいると思うよ」とのことで、芸能界の働き方改革もかなりなところまできているのかもね。

 コロナ騒ぎで右へ左へ大揺れの毎日。取材がままならない時もあるけれど、そんな中でもテレビ局は「オリンピックの延期に対応する最高の編成を!  家にいる時はテレビをつけてもらえるよう頑張る」と意気込んでるし、週刊誌の編集部も「いつどんな時も、こっそりひっそりスクープを狙ってる」らしいからエンタメは死なないわ。アツももっともっとインタビューしたいしね。一刻も早く平穏な日々が舞い戻ってきますように。

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