NGT48裁判“和解”で幕引きへ 解明されなかった疑惑

文=wezzy編集部
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NGT48劇場が入る新潟市内のビル(撮影:編集部)

 NGT48元メンバー山口真帆さんの暴行事件をめぐり、運営会社のAKSと犯人の男2人が争っていた裁判が、近く「和解」する可能性があると伝えられた。

 27日付の「産経新聞」は、AKS側が被告の男性2人との和解交渉を進めていると報じた。AKSの代理人弁護士は「原告と被告の主張はすでに出尽くしている。NGT48メンバーのメンバーの潔白もある程度証明できた。メンバーへの影響を考えると、これ以上事態を長引かせるのは得策ではない」と説明し、男性2人側と協議した和解案を近く地裁に提出するという。次回の弁論準備手続きは4月8日を予定しているが、そこで「和解」に至るのだろうか。

 昨夏から始まったこの裁判では、NGT48を運営する株式会社AKSが、山口真帆さんの暴行事件犯人の男2人を相手取り3000万円の損害賠償を求めて新潟地裁に提訴。AKSは提訴について「原因を究明して再発防止につなげるため」と説明していた。

 他方、被告側は「事件前から山口さんと私的領域で交流していた」と主張し、山口さんへの暴行を否定。両者の主張は平行線だったはずだが、このまま「和解」に至れば、多くの疑問が公に解明されないままになってしまう。このことについてNGT運営側はどう考えているのだろうか。

 そもそも山口真帆さんを襲った暴行事件は、本人の告発がなければ闇に葬り去られていた。山口さんはSNSで事件を告発したときから一貫して犯人を教唆したメンバーが内部にいることを訴えており、NGT運営側が一部メンバーとファンの間で「私的領域での交流(=つながり)」を黙認していたという疑惑も浮上した。

 グループや一部メンバーへ向けられている批判や疑惑の声は未だ絶えない。これを抑えるためには筋道立った説明をすることがグループの再起に不可欠だと思われるが、事件の全貌を明かさないまま幕引きにするつもりなのだろうか。

 結局、今回の裁判では、暴行事件の犯人が「山口真帆とつながっていた」という主張が繰り返されただけだった。いったい誰のための裁判だったのか。これでは長い茶番劇だったと言われても仕方がないだろう。

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