「PLOTTER」スマホ時代に対応した新しいタイプのシステム手帳

文=出雲義和
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発売:デザインフィル
商品名:PLOTTER バイブルサイズ
種類:Shrink(写真)
カラー:ブラック・グレー・ブルー・レッド(写真)オレンジ
価格:¥9,000-(税別)

 2008年Apple社のiPhone3Gが発売されて以来スマートフォンの普及が一気に加速して、私たちの生活は一変。スケジュールや住所録などはスマートフォンのアプリケーションソフトで管理することが一般的になりました。

 デジタルツールの台頭でアナログな手帳の役目は終わったかのように思われたタイミングにデザインフィル社から発売されたPLOTTER(プロッター)は、システム手帳の新しい可能性を示したバインダー式手帳として登場しました。

 PLOTTERは、かつてのなんでもかんでも詰め込むタイプの手帳ではなく、デジタルが得意とする「スケジュール管理」や「アドレス管理」を委託することで、旧来のぶ厚いシステム手帳とは一線を画す、スリムでスタイリッシュな手帳と言えます。

 「手書き」というアナログな行為のメリットとは、突然ひらめいたアイデアなど思いついたその時にパッと開いてサッと書き留めることができる速記性にあります。

 もしこれをスマートフォンのメモアプリで行う場合には、電源のONもしくはスリープ状態からの復帰、パスワードロックの解除、メモアプリの起動、新規メモの選択などの一連の作業はスマートフォンに意識を集中させての操作が必要になりますが、アナログな手帳ならページを開く、ペンを用意するといったことは、これまでに培ってきた経験がなせる自然の流れで、ボールペンをノックする行為に意識を集中させる必要はなく、筆記を妨げるノイズが少ないこともアナログ手帳の優位な点です。

デジタルを越える次世代のシステム手帳PLOTTERの特長

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ダイアリーはスマートフォンアプリにおかませ。

 これまでシステム手帳の大半を占めていたダイアリーやウィークリーなどのリフィルはスマートフォンアプリにお任せすることで大幅なダイエット化ができます。

 日常のルーチン化したスケジュールはスマホに託して、より細やかなアポや不定期な予定などは1日1ページリフィルを活用すればスタイリッシュなPLOTTERを活かす使い方が可能です。

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180度フラットに開くPLOTTER。

 1枚革にリング部分を挟み込んだシンプルな構造は、まるで綴じ手帳のような使い心地と両ページが見やすくなるメリットに加えて、重いシステム手帳のイメージからの脱却と軽量化にもひと役買っています。

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11mmリングを採用したPLOTTER。

 リング径11mmを採用したPLOTTERでも70枚前後のリフィルをまとめて収納できます。

 システム手帳に挟めるリフィルの枚数は使用されているリング径で決まります、旧来のシステム手帳は25mmクラスの大口径のリングを採用して、なんでもかんでもひとまとめにして持ち歩く事が一種のステイタスになっていたシステム手帳を思い起こさせますが、11mmサイズは今の時代に相応しいサイズといえます。

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システム手帳を支えるのは豊富なリフィル。

 オーソドックスなダイアリーやメモはもちろんいまでも健在ですが、これまでに見たこともない「原稿用紙」や「一筆箋」などビジネスユースだけにとどまらない、趣味を満たすリフィルが登場してシステム手帳の可能性が広がっているのもここ近年の現象です。

 クレジットや交通系ICカードの普及で現金を持ち歩く事が少なくなったのもここ数年の現象です。また、ポイントカードがスマートフォンのアプリに登録できることで、カードの類いからも解放されて、大きな財布の必要性も感じなくなりつつあります。
とは言え、不慮の事態に現金が必要になるケースがあるかもしれません。

 そこでシステム手帳のファスナー式ポケットリフィルに非常用の紙幣を挟んでおけばいざという時の財布としても代用が可能です。

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使い終わったファイルはバインダーへ。

 書き終わったリフィルを整理する場合もシステム手帳の利便性が発揮されます。

 走り書きしたメモでも別バインダーに綴じる際にカテゴリー毎に、「ヒント」や「アイデア」として振り分けて整理すれば立派なデータとして保存できます。

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スマートフォン時代のシステム手帳。

 スマートフォン時代のシステム手帳は、デジタルVSアナログのどちらが優れているかを競うのではなく「共存共栄」「アウトソーシング」という現代社会を反映した関係といえます。

 その関係はビジネスシーンにとどまらず、自分のライフスタイルにも活かす使い方が可能です。

 PLOTTERはあえてスリムコンパクトにする事で、速記性と携帯性を活かし、アナログ的な機能とデジタルに相当する整理力を備えたまさに次世代型のハイブリッドなシステム手帳といえます。

 若い世代には新感覚な、かつてのユーザーには新しい可能性を示す手帳として使って欲しいシステム手帳です。

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