パサつく髪の改善法は? まずはシャンプーの見直しから

文=小澤佐知子
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「Getty Images」より

 なぜ、年齢を重ねると髪はパサパサになっていくのでしょうか。原因はホルモンバランスの変化など多岐にわたりますが、ほとんどは髪表面のキューティクルがなんらかの刺激で剥がれ、髪の内部にある水分やタンパク質が流失することです。

 しかし、パサパサの髪はヘアケア習慣によって健康な状態に近づけることが可能です。そこで今回は、40代に入ったら取り入れるべき、大人髪の水分ケアを説明します。

大人の髪質を左右するシャンプーを見直す

 まずシャンプーについて。ほとんどの日本人は、毎日洗髪する習慣がありますが、皮脂の多い10代と違い、頭皮そのものに油分が少ない大人世代には、毎日の洗髪が不要な人も多くいます。

 頭皮の皮脂は“天然のオイル”。これがなじむことで、髪の毛の表面がコーティングされ、しっとりした質感が出ます。体調不良などで髪が洗えなかった日の翌日、いつもより髪がまとまりよく感じたことはありませんか? これこそが天然オイル効果なのです。

 髪を毎日洗うと皮脂が過剰に取り除かれ、頭皮が乾燥します。また洗い方が雑だと、髪のキューティクルが剥がれ、大事な水分も流失。当然、健康な髪も生えません。天然のオイル効果も奪われて、パサつきが加速してしまいます。

 とはいえ、外出すれば埃や花粉が気になりますし、料理をすると髪に匂いもつきます。スタイリング剤を使う人も、毎日シャンプーしたいですよね。

 そこで重要なのが、シャンプー剤の選び方。まず、界面活性剤を多く含むシャンプーはパサつきの原因になります。なるべく、アミノ酸系シャンプーや質の良い保湿成分が多く配合されたシャンプーを選びましょう。

 若い頃は配合成分に左右されなくても、大人世代の髪にはダイレクトな影響があります。シャンプーこそ、質のよいものを使う心がけが必要です。自分に合ったシャンプーを見極めるのが難しい場合は、担当の美容師さんに相談して、シャンプーをセレクトしてもらうといいでしょう。

 そして、次のポイントはシャンプー後のトリートメント。シャンプー後、いったん髪の水分をしっかり絞り、毛先から中間にかけてトリートメントをなじませます。その後、大きめのコームで髪をとかしながら毛流れを整えると浸透力が増すので、ぜひ心がけてください。

乾燥毛にとってドライヤーは敵? 味方?

 髪のパさつきが気になると、ドライヤーで乾かすのさえためらいがち。しかし、髪は濡れままだとキューティクルが開いた状態になり、内部のタンパク質や水分が流出しやすくなります。半乾きは避け、ドライヤーで9割程度は乾かすように心がけましょう。

 マイナスイオンやナノイオン搭載型のドライヤーなど、髪をいたわりながら乾かす“機能性ドライヤー”なら、髪をアンチエイジングしてくれます。

 また、ドライヤー前のタオルドライ後には、アウトバストリートメントをなじませる習慣を取り入れたいところ。あらゆる刺激から髪を保護できるので、パサつきが減少します。見た目にも潤いが生まれ、一石二鳥です。

習慣化された“白髪染め”でパサつきが気になるなら……

 もうひとつ、大人世代が意識したいのは、白髪染めによる髪のパサつき。月に1回程度のペースで白髪染めを1年続けると、ほとんどの人が深刻なパサつきに悩まされるようです。これは、白髪染めの薬剤が髪のキューティクルを開いて脱色するので、キューティクルが剥がれて水分が失われてしまうためです。

 そこで、白髪が生えてきた根元だけを染めるリタッチ法を活用しましょう。ただし、リタッチだけ続けると、髪色にムラが出てしまいます。全体染めとリタッチを組み合わせることで、ダメージと色ムラを最小限に止めることができます。

 また、白髪の生え初めはホーム用のカラートリートメントやワンデイ用の白髪染めマスカラなどを使うと、月1の白髪染めペースを1カ月半に遅らせて、髪を労わる期間が生まれます。上手に利用したいですね。

 春から夏にかけては髪の水分を奪う要因が沢山。紫外線や冷房の効いた部屋にこもるのも、乾燥毛を誘発します。だからこそ、日々の洗髪やドライでの気配り、白髪染めの頻度をコントロールする意識が、髪のコンディションを左右します。上手な水分ケアで潤った髪を手に入れましょう!

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