Matt「普通に怖い。本当に不安」新型コロナ拡大でもあり得ないテレビ企画オファー

文=wezzy編集部
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Mattインスタグラムより

 Mattやぺこといった若いタレントたちが、新型コロナ感染症の拡大する状況下でも従前同様の番組収録を続ける一部テレビ局の姿勢に疑問を呈している。

 Mattは3月31日に投稿したインスタグラムのストーリーで、<自分たちは確かに表現者だけど、いまこの時代にテレビでやることって本当に考え直した方がいいと思う。まだまだ局の対策があまいし、普通に近くで話してくるから怖い。自分たちも人間だし、ほんとに考え直した方がいいよ。世間で自粛してくださいって言われてるのに、テレビの中ではオッケーみたいな感じがよくわからないの。こんな時に絶対やらないでしょっていう企画のオファーとか普通にくるから本当に不安。あなた達、危機感なさすぎない?って思う>と、現在の番組収録の在り方への疑問を綴った。

 ぺこは3月30日に投稿したツイートで、<わたしが言っていい立場か正直わからないけど、言わせてください。。。>と前置きし、<テレビなどもはやく収録とかやめてほしい、やめたほうがいいと心から思っています。もちろんニュースを伝える大切なお仕事ではありますが、アメリカではゲストはなしで家から中継したりとか、ほんとうに最少にしていると聞きました。必然的に人と近い距離で話す、当たり前に数十人が同じ空間にいるなど。怖いと思う条件がたくさんあります>と、思いを語った。

リモートワークを活用した番組づくりを

 ニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州など多くの州で外出禁止令を出しているアメリカでは、すでにテレビ放送の在り方がガラッと変わったという。ドラマなどは新規の撮影を中止して再放送を増やすことで対応し、夜の時間帯に放送されるトークショーは、司会者が自宅から放送する体制をとっている。

 日本においてもここ数日でニュース番組の放送の仕方が少しずつ変わり始めた。キャスターやコメンテーターが距離をとって座るようになっているうえ、出演者がリモート出演する例も増えている。たとえば、1日放送『NEWS23』(TBS系)では妊娠を公表している小川彩佳アナウンサーが、2日放送『スッキリ』(日本テレビ系)ではモーリー・ロバートソン氏が、スタジオではない場所から中継をつなげて出演していた。このようにリモート出演を活用した番組づくりはもっと広がってもいい。

 また、日本テレビは4月1日から番組制作や放送に直結する業務に関わる人を除き、汐留の本社ビルへの入館を規制する方針を打ち出した。番組制作においても感染予防に向けての動きが見られる。NHKは『エール』と『麒麟がくる』の収録を12日まで見合わせると発表。TBSも『MIU404』『私の家政夫ナギサさん』『半沢直樹』の連続ドラマ3本の放送開始日を延期したうえ、さらに、ドラマやバラエティー番組の収録を19日まで見合わせる方針だ。

 テレビ番組の収録には、多くの出演者・スタッフが関わり、感染症を広げる危険性がある。NHKやTBSの方針は、出演者・スタッフの生命や健康を守るうえで正しい判断だろう。他局においても、ドラマやバラエティー番組はいったん新規収録を中断し再放送に変更するなど、これまで積み上げてきたコンテンツを積極的に活用していいのではないか。

 いまの状況は、こうした新しい番組づくりのやり方を試みる契機でもある。テレビ東京は、新型コロナ感染症対策を通して「働き方改革」のモデルケースをつくろうとしているようだ。

 3月26日に行われた定例会見で小孫茂社長は、「外出禁止令までは来ていないが、いずれ来ることを前提にさらに強い在宅勤務にした場合にどうなるか放送を続けながらテストします」と語り、全社員の8割を在宅にした状態での放送を試すと明言。そして、最終的には1割の出社で放送を続けることを目指すと語った。

 ここで在宅勤務を中心とした仕事のやり方を構築することができれば、コロナ禍が収束した後の「働き方改革」でも、そのノウハウを使うことができる。テレビ東京が打ち出した挑戦には、そうした意図もあるのだろう。

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Matt「普通に怖い。本当に不安」新型コロナ拡大でもあり得ないテレビ企画オファーの画像2 ウェジー 2020.03.28

 メディア、特に影響力の強い地上波テレビは、社会に向けてロールモデルを提示する存在である。是非とも積極的にリモートワークを活用した番組づくりを行い、新しい働き方が実現可能であることを広く視聴者に示してほしい。

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