嵐「アラフェス」強行はできない状況 延期か中止、配信の可能性も?

文=wezzy編集部
【この記事のキーワード】
【完成】嵐「アラフェス」強行はできない状況 延期か中止、配信の可能性も?の画像1

嵐「君のうた(初回限定盤)」(ジェイ・ストーム)

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、社会全体が揺れ動く中、嵐の「2020年いっぱいでの活動休止」は延期の決断を迫られている。

 政府は緊急事態宣言に踏み切ることとなり、5月6日までおよそ1カ月にわたり、「徹底的な自粛」が呼び掛けられている。多くの業界が経済的な損害を被ることは避けられず、エンタメ業界でも予定されていたスケジュールは尽く延期または中止となった。

 だが、5月15日・16日に新国立競技場で予定されていた「アラフェス 2020 at 国立競技場」については、未だに延期等の発表がない。

 2日間の合計で約18万人の動員が見込まれる大規模コンサートだが、現在の社会情勢を鑑みれば予定通りに実施することは困難だろう。「週刊女性PRIME」の4月4日配信記事によると、新国立競技場を運営する日本スポーツ振興センターにも、主催者側から延期や中止の連絡は来ていないという。

 しかし緊急事態宣言が出た場合、都道府県知事は、施設の管理者または興業主催者に興業の中止を要請し、それに従わなかった場合、中止の指示を出すことができる。これは命令ではなく、また、新型インフルエンザ等対策特別措置法には興業の中止に従わなかった場合の罰則規定もないが、もはや開催強行という選択肢が残されているとは思えないだろう。

 また、3月22日にさいたまスーパーアリーナでK-1のイベントが行われバッシングが巻き起こった。5月までに日本国内での感染状況が大幅に改善され、完全終息となれば開催の可能性もゼロではないものの、諸外国の状況を見ればとても楽観視は出来ない。開催を強行すれば、嵐やジャニーズ事務所の社会的な立ち位置が危うくなることは確実で、何より嵐がファンを危険に晒すような選択をとることはあり得ない。

 ただ、延期するにしても、コロナ騒動がいつ収束するかはまったく見通せない。嵐は年内で活動を休止する予定となっており、そのスケジュール確保自体がそもそも非常に難しいことが予想される。延期にせよ中止にせよ、厳しい決断だ。

 活動休止までの間に開かれるひとつひとつのコンサートは、長年サポートしてくれたファンとメンバー5人がお互いに感謝を伝え合う大切な場だ。特に「アラフェス」はファンからのリクエストをもとにセットリストが決まるもので、嵐とファンの絆を確かめ合う、活動休止前の集大成のようなコンサートだった。

 それが不測の事態によりこのようなかたちになってしまったことは、残念極まりない。最近は無観客でライブを行い、その模様をネットを通じて生配信する例も増えており、ジャニーズもYouTubeでのライブ配信を実施した。どのようなかたちであれ、メンバーとファンが納得し合える結論が出せることを切に願う。

「嵐「アラフェス」強行はできない状況 延期か中止、配信の可能性も?」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。