「オレンズメタルグリップ」0.2ミリ芯でも折れにくい書きやすさ抜群シャープペン

文=他故壁氏
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 シャープペンシルで文字を書いているとき、不満ってありますか。思ったより線が太くて、文字を書くとき潰れ気味になる。芯がぽきぽき折れる。グリップが滑る、でもラバーグリップは嫌い。大人が持っても恥ずかしくない、洗練されたデザインのものになかなか出逢えない。

 そんな貴方に、お薦めできるシャープペンシルがあります。

【完成】「オレンズメタルグリップ」0.2ミリ芯でも折れにくい書きやすさ抜群シャープペンの画像1

 ぺんてるのオレンズという製品です。その中で、高級タイプだったオレンズメタルグリップがリニューアルされましたので、ご紹介いたします。

 まず、現在市販されている中でもっとも細い0.2ミリ芯がラインナップにあることが特徴として挙げられます。これは市販されているシャープ芯では最も細いもので、2020年現在ではぺんてる製のものしか発売されていません。

 細く書けるメリットは想像より大きなものです。漢字でも、画数の多いものを6ミリ罫の横罫ノートに書く場合、0.5ミリでは完全に書き切れず潰れてしまうことがあります。0.2ミリならその心配もありません。

 それだけ細い芯だと、折れやすいのではないか──そう思われるでしょうが、オレンズはその名の通り「折れない」シャープペンシルです。
 その秘密は、芯をスリーブ(先端の金属パイプ)から露出させないから。

 それだと書けないだろうって? これが問題なく書けるのです。紙に当たったスリーブはわずかに本体内部に後退し、字を書くのに必要充分なだけの芯の先が紙面に当たります。芯は文字を書いて削れていきますが、それにつれてスリーブも本体内に潜っていきます。結果として、芯が露出しているシーンはなく、スリーブで保護されたままの芯は折れないのです。

 ただ、金属のスリーブが紙面に当たっているのは事実です。ここががりがりしないように、スリーブ先端は精密に研磨され、筆記に影響がないような工夫も成されています。

 オレンズには0.2ミリの他に、0.3ミリや0.5ミリ芯のラインナップもあります。そこまで細くなくていい、という方も豊富なバリエーションから折れないシャープを選んでいただくことができるのです。

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 また、グリップが改良され、より使いやすくなったのも見逃せない点です。以前の横リング状のローレットグリップから、そのリングに縦溝を掘った新型ローレットグリップに仕様変更となったのです。

 ローレット加工とは、金属に切削あるいは転造で施された滑り止め加工のことです。英語ではナーリングと呼称されます。

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 旧タイプに装備されていた横リング状のローレットは、ペンを持って紙に向ける垂直方向の滑り止めとしては有効でした。ただ、親指に力を入れると横溝の上を指が滑ることがありました。

 それを防ぐためには、クロス目あるいはダイヤ目の、尖った山を持つローレット加工を施す必要があります。ただそういうローレット加工は、その切り立った山のエッジがきつく、手が痛くなることがありました。滑り止めとしては優秀なのでしょうが、それでは長時間筆記を行う筆記具のグリップには相応しくありません。

 今回のメタルグリップは、従来の横リングに垂直方向の削りを入れ、ローレットの山を削り上げた「点」ではなく、滑りにくさを持たせたまま痛くならないように「面」に仕上げてあります。指触りは滑らかで、それでいて筆記時にはまったく滑りません。この「面」を持つローレット加工は他の筆記具では見ることのできない新形状で、本製品最大の特徴となります。

 ラバーグリップの筆記具は滑りませんが、滑らないがゆえに持ち直しがスムーズにできなかったり、材質の関係で劣化が早かったり、また差し込み式のペンケースや手帳のペンループから抜き差ししにくいというデメリットもあります。

 では無加工のつるんとしたボディならいいのかと言うと、今度は持っても滑ってしまって上手く書けない、ということになります。

 メタルグリップの新しいローレット加工は、そういう意味では万人に受け入れられる性能を持っているのではないでしょうか。

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 グリップ以外の性能で言うと、先端に重心を持ってきているため取り回しもよく、無理に力を入れずとも軽いタッチで文字を書くことができます。力を入れずに書けると言うことは芯の折れる可能性も減りますし、何より疲れず書き続けることにできるということです。

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 わたしは0.2ミリ芯が好きで、オレンズシリーズはすべて0.2ミリで試してきました。今回のオレンズメタルグリップは、2014年より築き上げられてきたオレンズシリーズで最も書きやすく最も取り回しのしやすいオレンズだと感じました。

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 みなさまも一度、この高級感溢れる折れないシャープペンシルを試してみてください。

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