SMAPノーカット放送! ジャニーズ事務所・テレビ局の“SMAP外し”は終わったのか

文=wezzy編集部
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 4月13日放送『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)でSMAPの「世界に一つだけの花」がノーカットで放送され、SNSでは「SMAPをテレビで見ることができて元気になった」「いまの日本にはSMAPが必要」といった声が溢れた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在テレビ局は収録を取りやめるようになっており、TBSも4月4日から19日にかけてドラマやバラエティ番組の収録を中止している。

 そのため13日放送『CDTV』は「CDTV名場面 みんなで選ぶ! リクエスト祭」と題し、過去の『CDTV』放送分から選りすぐりのアーカイブ映像を放送。視聴者のリクエストナンバーワンソングとして流されたのが、2010年の『CDTV』で放送されたSMAPの「世界に一つだけの花」ライブ映像だった。

2018年には「世界で一つだけの花」が不自然にカットされたことも

 これは大きな変化といえるかもしれない。ついこの間までは、ジャニーズ事務所を退所した3人(香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎)を地上波テレビで見る機会は激減していたし、それどころか、SMAPの過去映像が不自然な編集でカットされることもあったからだ。

 その典型が、2018年11月19日放送『歌のゴールデンヒット -年間売上げ1位の50年-』(TBS系)である。この番組は、1970年代からの50年間のヒット曲を、売り上げランキングをもとに紹介。1年ごとにいちばん売れたヒット曲を取り上げながら昭和から平成を振り返るという趣旨の企画だった。

 となると、2003年の最も売れた曲は「世界で一つだけの花」なのだが、番組では、浜崎あゆみ「Independent」(2002年)の次は、平井堅「瞳をとじて」(2004年)にジャンプ。「世界で一つだけの花」が“存在しないもの”にされた、あまりにも不自然な編集だったのだが、番組は何事もなかったかのように進行。視聴者からは違和感を訴える声が起きた。

SMAPメンバーを求める熱い声

 SMAP解散後、新しい地図の3人がもっていた地上波テレビのレギュラー番組が次々と終了するなど、ジャニーズ事務所からの“圧力”もしくは、テレビ局による“忖度”は露骨だった。

 その状況もようやく変わり始めているのかもしれない。

 昨年大晦日放送『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日スペシャル「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」』(日本テレビ系)には新しい地図の3人が揃って出演した。

 個人としてもテレビ出演が続いており、稲垣吾郎が朝ドラ『スカーレット』(NHK)に、香取慎吾は4月4日放送『SONGS』(NHK)にそれぞれ出演した。また、正式な発表はまだだが、2021年度の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)に出演するという話が女性週刊誌で報じられている。

 この背景には様々な要因があるのだろう。嵐の活動休止や相次ぐタレントの退所やジャニー喜多川氏の逝去により業界内におけるジャニーズ事務所の力が落ちていること、元SMAPメンバーのテレビ出演をめぐって民放テレビ局に圧力をかけた疑いがあるとしてジャニーズ事務所が公正取引委員会から「独占禁止法につながる恐れがある」と注意を受けたこと、これらは新しい地図のメンバーが再び地上波テレビに出られるようになったきっかけのひとつだろう。

 ただ、ファンが新しい地図の3人のテレビ出演を熱望し、SNSなどを通じて呼びかけ続けてきたことも強く影響していることは間違いない。

 4月8日、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)が過去の放送分を再放送するのにあたり、Twitterを通じてリクエストを募ったところ、2011年に放送されたSMAP特集の回を望む声が圧倒的で、その盛り上がりは「#SMAP完全版」という言葉がTwitterのトレンドにあがるほどだった。

 阪神・淡路大震災や東日本大震災など、日本が大きな災害に見舞われたとき、SMAPはテレビを通じてメッセージを届け、多くの人々を勇気づけてきた。だからこそ、SMAPはいま、より一層強く求められているのかもしれない。

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