浜崎あゆみドラマがふざけすぎ!? 奇妙なTK、田中みな実の変態秘書

文=wezzy編集部
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『M 愛すべき人がいて』公式サイトより

 浜崎あゆみが松浦勝人氏(現・エイベックス株式会社代表取締役会長CEO)との恋愛関係を明かして話題になった自伝的小説『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎・小松成美著)の連続ドラマ版『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が、今月18日から始まった。小説もドラマもあくまでフィクションではあるものの、登場人物のモデルとなった実在の人々の怒りを買いかねないレベルのトンデモドラマとして、見事に話題をさらっている。

 主人公は売れない未成年のタレント・アユ(安斉かれん)。アユはvelfineというディスコ(2006年いっぱいまで営業していた六本木ヴェルファーレがモデル)のVIPルームで、未来のスターを探していたa victory(エイベックスがモデル)の敏腕プロデューサー・マックスマサ(三浦翔平)に見出される。

 しかしアユはすでに大手芸能プロダクションの中谷プロに所属しており(実際の浜崎あゆみも松浦氏と出会う前はサンミュージックに所属してタレント活動をしていた)、a victoryからの再デビューは芸能界ではタブーとなっているタレントの引き抜きにあたるため、中谷プロの社長(高橋克典)を怒らせてしまう……。

 第一話の概要はこんなところだが、このドラマの“ヤバさ”はストーリーよりもディテールだろう。原作小説には登場しないキャラクターたちが、奇人変人としてイキイキと描かれている。

いかにも嫌な奴・小室哲哉

 特に心配になってしまうのが、小室哲哉の描き方だ。原作はアユに焦点を当てた切ない恋愛物語だったが、ドラマはa victoryの好業績を支える音楽プロデューサー輝楽天明(TK! 演者は新納慎也)と、輝楽の時代を終わらせようと奮闘するマサの下克上も描かれる。輝楽はそれなりに重要なキャラのはずだが、まずそのビジュアルからして強烈だった。

 第1話で登場した輝楽は、紫色のボンタンのようなパンツに、派手な柄シャツを着込み、顔も濃いリップやアイシャドーを塗ったフルメイク。ただ会社に来ただけなのにステージに立つかのような出で立ちだ。

 そんな輝楽の出社は大名行列さながら。社屋に入る輝楽の脇を、社長の大浜(高嶋政伸)も含めたa victoryの社員がズラッと固め、深々とお辞儀をしながら迎え入れる。

 しかしひとりだけお辞儀を拒絶するのがマサだ。輝楽はおべっかを使う大浜社長を無視し、マサに<僕の時代を見抜くセンス、インスピレーション、舐めてる人? あ、そうだマサ、そろそろお前も僕に頼らずビッグヒット出してよ。僕を焦らせてよ……無理だと思うけど。グッドラック、マサ>と吐き捨てるのであった。

 ドラマを盛り上げるために誇張されたキャラクター像とはいえ、相当に気持ち悪く鼻持ちならない悪役として描かれているようだ。離婚調停中の小室本人はなにを思うのだろうか。

田中みな実が怪演「見える。見えるよ〜」

 大浜社長は高嶋政伸の通常営業という不気味さだが、その大浜社長と内通し、アユのデビューを執拗に疎外する専務秘書の姫野礼香(田中みな実)も、激ししすぎるキャラクターだ。

 マサは既婚者だが(妻は未登場)、姫野はマサとの間に複雑な過去があるようで、マサへの強い執着を隠そうともしない。

 専務室でマサと二人きりになるシーンで、姫野はおもむろに葡萄の実を一粒つまみ、<ねえ、今日ご飯行けないかな? まだ離婚するつもりはないのかな〜? だってさ、(葡萄の実を眼帯の上からに当てながら)私の目の代わりになるって言ってくれたよね? (眼帯を外し)見える。見えるよ〜。マサの未来が見える>と、強烈なひとり芝居まで披露する。これでは変態秘書である。

 田中みな実の怪演は、同枠で局地的な話題をさらったドラマ『奪い愛、冬』の水野美紀のようですらある。その眼帯も、小さなヤシの実かオレンジの皮かヌーブラか……という不自然な代物で、専務秘書らしからぬ装いだ。

 ちなみにその水野美紀は第二話にゲスト出演。アユのボイストレーナー役のようだが、予告だけでも奇天烈ぶりが垣間見え、視聴者の期待を誘う。また三浦翔平も『奪い愛、冬』で才能を開花させた俳優であり、『M 愛すべき人がいて』での熱演も楽しみだ。

 輝楽や姫野に該当する人物は小説の『M 愛すべき人がいて』にはいっさい登場しないが、彼らこそがこのドラマを盛り上げるキーマンになるのかもしれない。

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