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メルカリのようなフリマアプリは、家にある不要なモノでお小遣い稼ぎができる、とても便利なサービスです。
どうせなら少しでも多く売り上げを稼ぎたいと、欲が出てしまうのも当然のことでしょう。しかしながら、値下げしても値下げしても、なかなか売れないことがあるのも、また事実です。
メルカリの販売価格は300円から
メルカリに出品する際の販売価格は300円からです。300円以下の金額をつけることはできません。
300円で出品して売れた場合、10%30円の販売手数料が引かれます。匿名配送のメルカリ便の中で1番安い、ゆうゆうメルカリ便を使った場合、送料は175円。つまり300円-30円-175円=95円が利益となります。
300円に値下げしても売れない場合
最低価格の300円に値下げしても、まだ売れない場合に使えるのが、その名も“300円まとめ売り作戦”。※わたしが勝手に名付けました
“300円まとめ売り作戦”とは、出品中の他の300円の商品と、まとめて購入していただける場合、2点で600円のところ、お値段すえおき300円でお譲りする! というものです。
300円で売れたところで利益は95円にしかならないのに、そこまでやるか? という声が、どこからか聞こえてきそうです。それなら捨てたほうが早いんじゃないかと思う方もいるでしょう。
いや、メルカリはゲームなんです。ちまちまと出品しては、ちまちまとポイント(売上)を貯める、ついでに家の中から不要なものがなくなっていくゲーム。
でも同時に、メルカリが目指すのは循環型社会です。
ゴミになってしまうモノを、誰かに譲ることで再利用できる。必要な人のもとに必要なものが届く。と、それっぽいことを書いてみましたが、メルカリを使ってお小遣い稼ぎをしようとしている事実は否定できません。
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300円まとめ売りのやり方
では、“300円まとめ売り作戦”とは実際にどうやるのか? 具体的に説明しましょう。
300円に値下げしてから、しばらく経ってもまだ売れない時には、商品紹介テキストに300円まとめ売りを始めたことを付け足します。わたしの場合は……。
300円まとめ売り始めました。
出品中の他の300円の商品と、まとめて購入していただける場合、2点で600円のところ、お値段すえおき300円でお譲りします。ただし同梱可能な場合に限ります。ご希望の方はコメントください。
同時にコメントもします。
300円まとめ売り始めました。
くわしくは商品紹介テキストをご覧ください。
商品にコメントをすると、いいね! してくださった方に通知がいくので、“300円まとめ売り作戦”を始めたことを知らせることができます。
あとはコメントを待つのみです。300円でも売れずに残っていた“在庫”が、2個同時に手放せるチャンス! もはや売り上げは関係ありません。
メルカリ値下げは10%以上
ちなみに、メルカリで売れ残っている商品の値下げをする際は、10%以上を意識しましょう。
例えば、1000円の商品だったら100円以上値下げすると、いいね! してくれた方に値下げされたことが通知されます。場合によっては、新着商品に表示されることもあるようです。
メルカリの使い方は十人十色
何のためにメルカリをやるのか? ふと冷静になると、“時は金なり”という言葉が頭をよぎることもあります。95円のために費やした時間は? などと考え始めたらキリがありません。
ただ、「時間を忘れて没頭できるもの=趣味」です。
わたしにとってメルカリは趣味ですが、メルカリとどう向き合うかは人それぞれでしょう。メルカリ疲れしないよう、自分にとっての心地よい距離感で付き合っていきたいものですね。
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