浜崎あゆみドラマ『M 愛すべき人がいて』の違和感「アユはいじめる側だったのに…」

文=秘密のアツコちゃん
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『M 愛すべき人がいて』公式サイトより

 第3話までを放送した連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』。平成の歌姫と呼ばれたアーティスト・浜崎あゆみの自伝的小説を映像化したものですが、大真面目に笑いをちりばめた抱腹絶倒のドラマに仕上がっており、視聴者人気が沸騰中です。ただ、ベテラン芸能記者たちに言わせると「エイベックスに入る前のアユって、あんな感じじゃなかったよね?」とのことで……。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 最近はもっぱらリモート飲み会でウサを晴らす毎日ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?  5月なのに30℃近い真夏日が続いたかと思えば雨が降ったり、地震もあったりで、天候も人間も「何だかおかしくなっちゃってる」感じがしてウツウツ状態が続く日々。

 テレビをつけても「コロナコロナ」で、「これ以上の新型コロナウイルスの感染拡大は絶対に防がなくちゃならないし最重要なニュースだけど、こう毎日だと気が滅入ってくるわぁ」とみんなグチグチ。ゴールデンタイムの連ドラも「coming soon」を呼び掛けつつもぜーんぜん始まらないしね。

 そんな中「三度の飯より悪口が好き」ないつメンたちが「近頃、悪態をついてないから身体中に毒が回っちゃって。そろそろデトックスしなくっちゃね」なんて言い始めたからさぁ大変!  不謹慎なんてなんのその。まず槍玉にあがったのはやっぱりドラマ『M  愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で、ツッコミが出るわ出るわで大盛り上がりよ。

お腹を抱えて笑えるドラマ『M  愛すべき人がいて』

 ご存知ない方のために一応ご紹介すると、歌姫・浜崎あゆみさんがスターダムを駆け上がるまでの愛と苦悩の日々を描いたもので、原作はノンフィクション作家・小松成美さんの「事実をもととした」フィクション小説。

 2019年8月に幻冬舎から発売されて一気に話題になったんだけど、この小説に描かれているのは1990年代後半から2000年代初頭までの数年。デビューのきっかけを作ってくれたエイベックスの松浦勝人氏と出会い、大恋愛をし、やがて別れを決めるまでを、2人への取材をもとに赤裸々に書いているの。

 あゆ視点からの一人称形式で綴ったこの小説、ファンからは大絶賛されていたんだけど、リモート宴を取り仕切る飲んだくれの我らが姉御は刊行された時点で既に「20年前の古傷を晒すってどんな趣味?  何で今さら?  誰得?」と不思議がっていたの。確かにね。「話題作りにしても賞味期限はとっくに切れてる案件だしね」と言い合ってたぐらい。

 出版元は大真面目に「あゆとマサの出会いと真実の愛と別れを描いたもの」で、売れるはずだと自信満々だったそうなんだけど。そりゃびっくりはしたわよね、2人の間に深い絆があるのは周知の事実だったけど、あくまで仕事上での繋がりだと思っている人も多かったから……まさか本当に男女の関係だったなんて。

 アツたちの姉御も「それが人知れず大恋愛、というか大不倫大会だったわけでしょ。それを美談にしていいの?  とは思ったけど、20年も経てば時効か。本来は歌姫がわざわざ暴露しちゃ興ざめだけど、まぁあゆならアリなのかも」って、ブツクサ言ってたわ。

 で、小説版リリースからすぐに届いた一報は「ドラマ化」の驚愕ニュース。芸能事務所勤務のドラマ大好きEちゃんによると「瀕死のフジテレビが乗り出すと思ってたけど、まさかのテレ朝が落としたんだから驚きよね。テレ朝は一番に名乗りをあげたらしくて、事務所内でもどうしちゃったの?  何か凄い弱みでも握られたんじゃ?  なんて噂しあってた」そうなの。

 その噂のドラマが始まるぞという時にまさかのコロナ禍。スタート時期が危ぶまれたのだけど、とりあえず無事に3話までを放送できて良かったわ。ただしこのご時世ゆえに撮影がままならず、3話以降は現時点ではダイジェストでしのいでいる現状だけどね。

 というわけで、まだ見ていなかった皆さんも今からでも十分に間に合うし楽しめるので、16日のダイジェストからでもぜひ。だってだって、何たって「めちゃくちゃ面白い」んだもの。いつメンたちも「久しぶりに腹抱えて笑ったぁ」と言っていて、話題を独り占めしている『M 愛すべき人がいて』は、見なくちゃソンなドラマなのよ。

「アユはいじめる側だったのに…」

 W主演でアユを演じるのは安斉かれんさんで、マサ役は三浦翔平くん。脚本は鈴木おさむさん。そりゃおさむさんだもの、笑いどころは分かっているわよね。主演の安斉かれんさんはこのドラマに出るまで、ほとんどの人が知らない無名の存在だったんじゃない? 芸能情報を網羅しているいつメンたちさえ、「安斉かれんって誰?」という感じでだーれも知らなかったのよね。

 とはいえ「最初はあまりの棒読み演技に固まったけど可愛いからまいっか」って感じ。そうそう、ちょっと時間はかかるけど慣れればそんなに気にならなくなるから大丈夫。というのも他の出演者がとんでもなくキョーレツなキャラを華麗に演じてくださっているので、そっちに目が奪われること必至だから。

 翔平くんと仲良しの出版社勤務の編集者は「だいたいマサ役が翔平って。カッコよすぎでしょ。雲泥の差、どんだけ〜」とピシャリ。「でも『翔平は仕事をさせとかなきゃダメ』なんだって事務所の人が言ってたし、もうすぐパパになるんだからオムツ代やミルク代も稼いでおかなくちゃいけないから。それに翔平だからどんなにクサイ台詞だろうと絵面で耐えられるじゃない?  結果、凄くいい人選だったと思うわ」って。もうことごとく失礼でごめんあそばせ。

 そうなの、三浦翔平くん演じるマサが繰り出す台詞が、クサイどころか抱腹絶倒なのよ。特に「虹を渡れ」を聞いた時は腰砕けで、それからアツたちの間では「レインボーマサ」と呼ぶようになったぐらいよ。

 その他にもマサと敵対する犬猿の仲の社長役を高嶋政伸さんが演じていて、イヤらしさが濃くて気になっちゃう。アユがニューヨークで出会うトレーナー役は水野美紀さんなんだけど、個性的過ぎる出で立ちとその言動には笑いっ放しよ。「ヤダもう、これってコメディードラマだったっけ?」と思っちゃうくらいなんだもん。

 でもここだけの話、姉御によると『劇中ではCDデビュー前のアユがイジメにあってたけれど、女優業をしてた頃のあゆ本人はイジメる側にいたって聞いてたから不思議だったわ」とのこと。あらあら、これももう時効なのかしら?

 どうやら1993年に同じくテレ朝で放送されていたドラマ『ツインズ教師』では、生徒間でちょっとしたイザコザは日常茶飯事で「あゆのドラマデビュー作とも言える作品で、でも生徒の中でも飛び抜けて可愛かったから最初からかなり目立ってた」そう。

「その中でボス的存在になっていたから発言力もそれなりに影響力もあったし。そのドラマには長瀬智也や松岡昌宏も出てたけど、あゆも仲良くしてて怖いもんナシって感じだったわよ。長瀬くんとはその後、マサに失恋してから付き合ったしね」

 ま、若気の至りでゴタゴタがあったのは仕方ないか。芸能界だもんね。

これはもう「田中みな実のM」

 そんなことよりこのドラマの最大の見どころは、誰が何と言おうともコレ、田中みな実さんその人だと思うの。

 みな実ちゃんが演じるのはマサに思いを寄せる秘書の姫野礼香。絶対に外さない右目の眼帯が印象的で、眼帯をつける理由はマサのみぞ知るという2人だけの秘密。マサは既婚者なんだけど、その離婚を心から願っていて、ストーカーのように付け狙うのよ。

 おまけにマサがアユを可愛がっているのがシャクに触って、ジェラシーMAX。分かりやすいイジワルや嫌がらせを繰り返すんだけど、これがまた笑いのツボに入っちゃってもうダメ。第3話ではアユに向かって「泥棒の手をしている。私の大切なものを奪ったら……許さなーーーーーーーーい」とホラーチックに叫んだもんだから、大爆笑しちゃったわよ。

 このシーンを見た田中みな実一筋の同僚男子(写真集を10冊も買った)は「俺は田中みな実が出ているからこのドラマを見ている。彼女の許さなーーーいで笑った奴らを俺は許さなーい!  全力でストーカー礼香を演じるみな実に拍手を送りたい。あっぱれだ。頑張れ、みな実!」と真剣に応援しているから、みな実ファンは怪演に動じてないみたい。

 いやでも、アツたちだってもともとみな実ちゃん大好き人間だし、絶対に期待を裏切らない女優・田中みな実には感服してるのよ。今じゃすっかり『M  愛すべき人がいて』のMは「みな実のM」が合言葉だもの。リモート飲み会で杯が進み調子に乗ってくると「みな実、愛すべき人がいて〜♪」なんてみんなで口ずさんじゃって、とんでもなくディープなファンと化していく夜。

 放送はちょっと先になりそうだけど、第4話では礼香様がウエディングドレス姿でマサを待つという美しくもホラーな展開が待ち受けているのよ。もうゾワゾワするでしょ?  ソワソワするでしょ?  見るしかないでしょ?  みな実一筋の同僚男子は番宣写真を前に「眼帯に純白のウエディングドレスだぞ。萌えるだろ?  俺も待ち伏せして貰いたい」と勝手にテンションをあげてて手が付けられない状態よ。

 飲んだくれの姉御でさえ「あ〜、私のみな実が壊れていく〜。でもいいの、その狂気が愛おしい」と酔っ払っては言い放つし、アツの周りには愛すべきみな実ちゃんによってアレコレ惑わされつつある人がいっぱい。コロナ禍の中で「何を呑気なことを」と言われちゃうんだけど、でもこれくらいの楽しみがあってもいいでしょ?   最近じゃ「コロナに打ち勝って、一日でも早くみな実ちゃんの取材を再開しよう!」と言い合って乾杯するのが常だもの。ねっ、田中みな実、恐るべしでしょう?  この非常時をメンタル的に支えてくれるみな実ちゃん、まさに救いの女神だわ。素敵!

 制作担当のスタッフは「決して笑わせるためのドラマじゃないんだけどなぁ」とは言ってたけど、改めて「愛すべきみな実」を実感した昨今。振り切った優雅な怪演で楽しませてくれるので、今からでもぜひ『M  愛すべき人がいて』をご覧になって我らが“M”をご堪能あれ。見ないと許さな〜〜〜いっ!

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