
youtubeより
YouTuber・宮迫博之が、先輩人気YouTuberのヒカルに今後チャンネルが伸びるためにはどうすればいいのかを相談し、「(元)芸能人ならではの強み」を生かすようアドバイスを受けた。
宮迫は、事務所を通さない闇営業で反社会勢力の忘年会に参加していたことが報じられ、吉本興業との契約が解消されたのち、2020年1月にYouTubeチャンネルを開設。その直後にヒカルとのコラボを行い、頻繁に互いのチャンネルに出演している関係だ。
チャンネル開設から3カ月が経ち、目標としていた登録者数100万人を目の前にした宮迫は「その先が見えない」という。そこで18日にUPした動画では、現在チャンネル登録者数が約400万人のヒカルに相談。ヒカルもまた、「多くのYouTuberが100万人達成後は目標のゴールが遠すぎてモチベーションが下がってしまう」と同意した。
しかしヒカルは、宮迫はYouTubeに向いており、今後さらに伸びていく可能性があると考えているようだ。
YouTubeに求められるのは多才であることだ、とヒカルは言う。ひとつに特化していると、次第にマンネリ化して飽きられてしまう。しかし宮迫は、歌も上手く、コントもでき、一人での喋りも他の人との絡みもできる。これは非常にYouTube向きだそうだ。
そんな宮迫をもってしても、これまでと同じことを繰り返しているだけでは、200万人までの道のりは時間がかかってしまうとヒカルは分析する。だがヒカルには、ちょっと想像するだけで「宮迫ブームが始まっちゃうぞ」と視聴者が感じてしまうほどの奥の手があるという。それが「芸能人とのコラボ」だ。
ヒカルも芸能人とコラボすることは比較的多いが、「所詮YouTuberなので人脈も少ない」「絡み方もプロに比べたらもうちょっと下手くそ」だという。一方、宮迫の場合、「ほぼ全ての芸能人と対等に喋れる」。この強みを活かすべきだというわけだ。
ヒカルは今後、芸能事務所がYouTubeへの参入を考えたとき、最初に目をつけるのはYouTubeで成功している宮迫だろうと分析。本田翼のYouTubeは再生回数が多いが、単体の魅力が強いため、誰かと絡むよりも単体での出演の方が再生数が伸びる一方、宮迫やキングコングの梶原雄太、オリエンタルラジオの中田敦彦といった芸人は、誰かとの絡みに強みがあるという。
そんなヒカルの分析に宮迫も納得した様子で、芸能人と絡みづらい現状は、いわば利き腕を失っている状態であると話す。ただ実はコロナ騒動前にいくつかのコラボの話があり、騒動が収まってからやろうという話もあるという。
確かに、YouTubeに進出している芸能人は非常に多くなってきた。自身のチャンネルを持っていなくても、コラボという形でYouTuberのチャンネルに出演する芸能人も増えてきている。コラボ動画も数多くあるが、定期的にお笑い、俳優、アイドルなど多種多様な芸能人とコラボするチャンネルはまだない。これが実現した場合、人気チャンネルになることは想像するに容易い。YouTube版の『笑っていいとも』『アメトーーク』も夢ではないだろう。
チャンネル開設当初は、闇営業報道の影響もあり、バッシングのコメントも多くあった宮迫のYouTubeチャンネルだが、次第に動画の内容も洗練され、好意的なコメントが大半をしめている。今回の動画にもコラボを期待するコメントが数多く書き込まれている。宮迫のYouTubeチャンネルはまだ如何様にも進化できるだろう。