メルカリの「困った値下げコメント」、どう対応してる?

文=放送作家りん
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GettyImagesより

 メルカリをやっている人なら誰しも1度は、「値下げしてください」とお願いされたことがあるのではないでしょうか。

 少しでも安く購入したいという気持ちもわかりますが、値下げをお願いするコメントも実に様々。時に頭を悩まされるようなコメントがつくこともあります。

 今回は「メルカリで困った値下げコメント」について、わたしの経験を元に書きたいと思います。

大幅過ぎる値下げ要求のコメント

パターン1:一気に半額以下? 大幅過ぎる値下げコメント

 例えば3000円で出品している商品を1000円に値下げしてくれとお願いされたら、誰しも心の中で「いやいやいやいや」と、つぶやいてしまうのではないでしょうか。

 わたしはこういった時<リクエストいただいた金額と現在の金額の間をとって〇円に値下げします>という作戦を使うのですが、成功率は80%くらいです。

 言われるがままに素直に値下げしておけばよかったな……と思うことも、正直あります。

上から目線の値下げコメント

パターン2:「〇円だったら買ってもいいです」「〇円だったら即決します」など、謎の上から目線の値下げコメント

 “お客様は神様”のつもりなのでしょうか。こういうコメントをする方は実生活でも、タクシーの運転手さんや飲食店の店員さんに、上から目線で接するのでしょうか。

事情付き値下げコメント

パターン3:「娘がなくしてしまい……」「子どもがお小遣いで購入したいと言っているので……」など、知らんがな! 事情付きの値下げコメント

 子どもを理由にされると断りづらいという、もしや心理戦を仕掛けられているのでしょうか。同情するなら安くしてくれということでしょうか。

 そちら様の事情は「知らんがな!」ですが、もしかすると相手は交渉術にたけている方なのかもしれません。

ポイントが余っているので!値下げコメント

パターン4:「ポイントが〇円余っているので〇円に」値下げコメント

 これまた知らんがな! ですが、余っているポイントを使い切りたいという気持ちもわかります。

 事情は人それぞれ。わたしは過去に、ラクマで301円以上の商品で使えるクーポンが配布された際、300円で出品している商品を「301円に値上げしてくれませんか?」とお願いしたことがありました。

 人のことは言えないですね。人の振り見て我が振り直せ! わたしはメルカリを、お小遣いを稼ぎつつ人生の様々なことが学べるゲームだと思っています。

余計なお世話!値下げコメント

パターン5:余計なお世話!? この値段じゃ売れませんよ? 値下げコメント

 子ども服を出品した際に「このブランドだとこの値段では売れませんよ? 800円くらいに値下げしないと……」とコメントされたことがあります。

 この時は余計なお世話だと思ってしまい、丁寧に値下げをお断りしました。しかしなかなか売れず、800円に値下げしたところでやっと売れました。

 人様の言葉は、素直に受け入れるべきということでしょうか。余計なお世話と思うか、自分のためになるアドバイスと思うか。本当にメルカリって人生勉強になりますね。

外国の方? 値下げコメント

パターン6:「1200 OK?」たった一言の値下げコメント

 突然「1200 OK?」とのコメントが来た時は、値下げしてほしいということかと気付くのに数秒かかりました。

 どうやら外国出身で日本語に不慣れな方だったようです。長々と日本語で返信したところで伝わらないかもしれないので「1200 OK!」と返しました。

値下げコメントの対応の仕方

 言われるがままに値下げするか、お断りするかは自分次第です。どう対応するのか、いかなる時も冷静に!

 とんでもない値下げコメントをしてくる人は、面倒くさいクレームをつけてくる可能性も高いと思われます。その後のやりとりのことを考えて、丁寧に丁寧にお断りしましょう。

 本当に困った時はメルカリの運営事務局に相談するという手もありますが、フリマアプリは基本自己責任です。自分の身は自分で守らなければいけません。できることならトラブルを避け、メルカリというゲームを気ままに楽しんでいきたいものです。

 実生活でもメルカリでも、人と人。お互いを尊重しあって平和に取引できるといいですよね。

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