柏木由紀、人格否定は「普通にへこむ」推しの変貌嘆くアイドルファンへの言葉

文=wezzy編集部
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YouTubeより

 元AKB48の柏木由紀が、自身のYouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」に視聴者から届いた質問を回答する動画を今月21日にUPした。

 「一番思い出に残っているミュージックビデオは?」「しんどかったお仕事は?」といった定番の質問に答える柏木。中でも「推しているアイドルの方向性が変わってしまった」という質問への回答が、アイドルとファンとの関係性を考える上で、たいへん興味深いものだった。

 質問は「推しがアイドルオタクで、本人もアイドルを数年やっているのですが、最近どんどん外見がやんちゃになっていきます。本人の理想のアイドル像とやりたいことが相反してきているように思います。正直どうなりたいのかわかりません。アイドル界隈ではよくあることだと思いますが、ファンとしてはどうあるべきですか?」というもの。

 柏木自身ももともとモーニング娘。ファンで、かつて「一生黒髪」と理想のアイドル像を掲げていたこともある。そのため柏木は「自分に言われているようで耳が痛い」と言いながら、次のように答えた。

 まず、アイドルの外見が変貌していくことについて、「そのときは本気でそう思っていたが、人間は成長するので可能性を広げたくなる。茶色に染めてみたら、黒髪の私に見向きもしなかった人が気になってくれるかもしれない」という考え方もあると説明。「王道アイドルをやりたいと言っているのに、髪の毛を金色にしたり、奇抜なカラコンを入れたりメイクしたり」しても、「いいじゃん!」と一蹴した。

 また、ファンからの「もっとこうした方がいい」という意見はすごくありがたいとしつつ、アイドル自身が良かれと思ってやったことを「昔そんなことを言ってなかったよね」「アイドルなのになんで髪を染めるの」と責めるように言われると、人格を否定されているような気がして「普通にへこむ」という。

 続けて柏木は、「ファンなら(アイドルがどう変わろうとも)全部受け入れるといい」とは言わないけれど、推しているメンバーが「自分が好きだったアイドルじゃないなあ」と思ったとき、「この子を自分の思うように変えよう」とするのは違うだろう、と説いた。

 世の中には10代のアイドルもいれば、もうすぐ30代の自分のようなアイドルがたくさんいるのだから、「応援したい。見ていたら元気になれる」と思えるような別のアイドルを見つければいいというのが柏木の提案だ。

 2006年12月にAKB入りし、10年以上アイドルの第一線で活躍してきた柏木。今年の7月で29歳を迎える。

 10代でデビューしてから現在まで、ファンとの関係性はどんどん変わってきたという。AKBは総選挙や選抜制というシステムがあり、ファンは「どうにか推しをAKB48の中で上位に持って行ってあげよう」とアイドルを支えようとしていた。アイドル側もファンを頼る気持ちがあった。だがやがて柏木は、「私のことをどうにかしてほしい」という気持ちが変わり、「(ファンに)元気になってもらいたい」「喜んでもらいたい」という気持ちが圧倒的に強くなったそうだ。

 現在のアイドルブームの火付け役ともいえるAKB48の活動開始から今年で15年になる。「会いに行けるアイドル」というコンセプトは、ファンとアイドルの距離を縮めてきた。現在はSNSを利用する現役アイドルも多く、その距離は一層近づいてきている。だがダイレクトなやりとりが不可能ではなくなったからこそ、相手への敬意を持たなければ関係性は崩壊する。

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