小室圭さん母・佳代さんが浴びる「叩いていいぞ」の合図

文=ブログウォッチャー京子
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『 おめでとう眞子さま 小室圭さんとご結婚へ 』(毎日新聞出版)

 秋篠宮家の長女・眞子さま(28)と小室圭さん(28)の婚約延期問題は、新型コロナの時代に突入した今、いっそう解決が遠のいている。婚約発表会見が行われたのは2017年秋。祝福ムードは同年12月に小室さんの母・佳代さんと元婚約者Aさんとの金銭トラブルが報じられると一転。小室家へのバッシングがスタートしたのだった。

 2018年2月に宮内庁は婚約延期を発表して、2年が経過。今年2月になんらかの発表がなされるのではとみられていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、見送られたようだ。

 膠着状態を打破するかのように、「女性セブン」(小学館)2020年6月11日号が小室さんの母・佳代さんの近況を報じた。かつてはボブヘアだった佳代さんの髪が伸び、金髪パーマヘアにイメチェンしたという記事だ。

 5月下旬のある日、自宅マンション近くのスーパーに立ち寄った佳代さんの姿をとらえ「華やかな印象に」とある。たしかにかつてのシャープなイメージとは異なり、金髪ロングのパーマヘアにスタイルを変えた佳代さんは、着用しているワンピースの可憐さも相まって華やかな印象ではある。記事には小室さん自身の近況も報じられているが、あくまでも主役は佳代さんのようだ。

 金銭問題報道以降、あらゆる週刊誌が小室家を追った。圭さんがアメリカ留学してからは、佳代さんも勤務先を辞め、撮られないよう意識していたのではないか。すると今度は「行方不明」「失踪した」と書き立てられるのだった。

 もともと婚約延期となったきっかけが佳代さんの金銭問題にあるということから、まるで全ての“元凶”であるかのように報じられ、プライバシーを赤裸々に暴かれてきた。その狂騒は、どう見ても異常だった。これまでの週刊誌による佳代さんへの報道を振り返ればわかる。

 まず金銭問題について。元婚約者Aさんは佳代さんに約400万円を「貸した」つまり借金であると主張しているが佳代さん側は“贈与”であると主張しているという。またAさんの証言として、シングルマザーの佳代さんが「息子の就職に有利だから」と婚約を求めてきたことや、小室さんが大学生だった当時も佳代さんと同じベッドで寝ていたことなどを明かし、過剰な母子密着状態だと訴えている。佳代さんの人生は“息子が生きがい”だとも。

 さらに小室家の「家系図」が公開され、圭さんの父で佳代さんの夫が亡くなっていること、祖母が信仰していた宗教のこと、父方家族と折り合いがよくないことなども報じられた。まるで昼ドラのようなドロドロしたストーリーが、報道によって紡がれていったのである。

 そのように過去を暴かれる一方で、リアルタイムの監視も続いてきた。昨年1月には前述の「失踪」報道があった。年末から神奈川県にある小室家の灯りが消えたままであり、婚約発表後に自宅前に設置されたポリスボックスも無人であること、そして佳代さんはパート先のケーキ屋にも顔を見せておらず“蒸発”中であると「フライデー」(講談社)は伝えた。

 そして今年1月、「女性自身」(光文社)は、佳代さんに“新恋人”が現れ、左手薬指に指輪がある……と写真付きで報じている。パート勤めをしていたケーキ店は「もうウチは関係ない」と取材に答えており、いったい生活の面倒は誰がみているのか……という記事だった。

 このように佳代さんに関しては、生活の状況がつぶさに捉えられ、報じられ続けている。ここまで私生活を暴かれる“私人”はなかなかいないだろう。また、佳代さんは小室さんと連名で、Aさんとの金銭問題は“贈与”との認識であると改めて発表したが、Aさん側の代理人は“金銭問題はまだ解決していない”と主張を続けており平行線だ(「女性自身」3月3日号より)。

 双方の言い分が異なれば民事訴訟などで解決を目指すのが妥当であるが、未だにそこまでの進展すらなく、Aさん側の主張が垂れ流されている格好だ。すでに拭い去れないほどのネガティブイメージを塗りたくられた小室家。今回「女性セブン」により流された佳代さんの近影についても、「驚くほど品がない」「イタイ人」「怪しい」「色々いわく付き」などの感想をSNSで発信している有様だ。

 『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していたプロレスラー・木村花さんの急死で、ネットの誹謗中傷が取り沙汰されているが、メディアによる「叩いていいぞ」の合図を、受け手は敏感に読み取る。「叩く・叩かれる」という読者や視聴者の反応は数字に如実に現れ、メディア側は“受けがいい”と判断し、その路線の発信を続ける。メディアとSNSが互いに空気を読み、いじめ構造が出来上がっているといえるだろう。誰も彼もが共犯だ。

(ブログウォッチャー京子)

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