本田翼が「芸能人YouTuber」としてひとり勝ち状態になっている理由

文=田口るい
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本田翼Instagramより

 女優の本田翼のYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」のチャンネル登録者数が200万人を突破した。このところ、芸能人のYouTube参戦が増えているが、チャンネル登録者数は川口春奈で100万人越え、柴咲コウでも14万人越え。女優としての“格”や知名度に比例しないことがわかる。YouTubeというプラットフォームでは本田の人気が抜きんでているのだ。

 本田がYouTubeチャンネルを開設したのは2018年9月。同月に顔出しせずに声のみが入ったゲーム動画を2本投稿している。この時点で登録者数は100万人近かったのだが、その後1年ほど更新がなかった。

 2019年9月に久々の投稿として、3分弱に渡って自身のYouTubeチャンネル開設1周年記念イベントや近況について話しているのだが、なんとこの動画の再生回数が850万回越え(以下、動画の再生回数はすべて27日時点)。

 YouTubeで成功するためには、コンスタントな動画投稿や、面白い動画を作るための企画力が重要だといわれてきたが、本田の場合は更新頻度が低く、特別な企画や演出などもしていないにもかかわらず、この結果である。驚異的な数字にファンは「ただしゃべってるだけでこの再生回数……」「近況報告で800万再生を超える怪物」と驚きを隠せないようであった。

 今年2月からは月2~3本動画を投稿し、マイペースに更新している本田。私服のコーディネートや好きな漫画、メイク方法の紹介などをしており、動画編集も自身で行っているという。完璧すぎない演出で“プロが作った感”がないところも、人気の秘訣のようだ。

 4月4日の動画では、ファンからのリクエストに応える形で新型コロナウイルスについての注意喚起をした本田。テレビやネットニュースから得たという知識をもとにしつつ、しっかりと自分の言葉でコロナの危険性を訴える様子に「専門家じゃないけど一生懸命伝えようという気持ちが伝わってくる」「『友達とのご飯』を『不要不急』と言い切ったのが素晴らしい」と好意的なコメントが相次ぎ、690万回以上の再生回数を記録している。

 5月8日の動画では、ファンからのさまざまな質問に回答。「ぶりっ子してほしい」という質問に応えて、上目づかいで「パナップ食べたぁい」とぶりっ子してくれたり、「美容のためにやっていること」を聞かれて、一歩間違えれば変顔になりかねない、舌を口内で回しながらマッサージする様子を見せてくれたりした。

 かといって、すべての質問にポジティブに応えるわけではなく、「小指を角にぶつけてください」というコメントには「え、なんでそんなこと言うの?」と一蹴。そんな本田には「可愛いだけかと思ったらトークも面白い」「こんなに答えてるのすごすぎる」「こんなテンポよくて面白い質問返答初めて見た」と絶賛のコメントが続出していた。

 本田の動画はどれも自然体のゆるい雰囲気が漂っており、何より好きな漫画やゲーム、コスメなどについて語る彼女自身が楽しそうである。YouTuberによくある「好きなものや楽しいものを誰かと共有したい」スタンスは、場合によっては押し売り感を覚えることもあるが、本田はそうではなく、あくまでも「自分が楽しんでいる」部分が大きいように思える。視聴者とほどよい距離感を保ってくれる本田の動画は、見ている側を疲れさせることがないのだろう。

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