アンジャッシュ渡部建を猛烈批判するワイドショーが、ダウンタウン浜田雅功の不倫には沈黙した過去

文=wezzy編集部
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左・『王様のブランチ』公式サイトより/右・吉本興業ホームページより

 「週刊文春」2020年6月18日号(文藝春秋)が報じたアンジャッシュ渡部建の不倫スキャンダルを、テレビ各局のワイドショーが大きな扱いで取り上げている。

 各局番組は「週刊文春」記事の赤裸々な内容を詳細に伝え、渡部を批判。なかでも強い口調で次のように語り、ひときわ怒りをにじませたのが『スッキリ』(日本テレビ系)MCの加藤浩次だった。

<どっかで渡部も勘違いしている部分があった。番組のなかで“世界の渡部”ってイジられてるから。イジられているのに、本当に“世界の渡部”だと思っちゃったのかな。何してんだよって。何だよって俺は思う。何してんの>
<根本的なことなんだけど、渡部、調子に乗っていたんだよ>
<大変な時期もあったけど、仕事も順風満帆で、それが当たり前になっていた。ここは渡部、1回反省して、初心に戻って、いちからやるしかない>

 「週刊文春」が伝えた渡部の女性への扱いは、事実だとすればあまりに乱暴なものだった。性処理のためだけに女性を呼び出し、数分で処理“させて”1万円を渡して追い払う。しかも場所は六本木ヒルズ内の多目的トイレだ。加藤は「1万円しか払わないなんてケチだ」という趣旨のコメントもしていたが、ケチかどうかという問題ではない。女性の尊厳に微塵も配慮せず性処理要因のような扱いをしても、もっと金を払えば許されるのだろうか。

 また、バレれば仕事も家庭も大変なことになることが明らかにもかかわらず、渡部が複数の女性との行為を止められなかったのは、果たして「調子に乗っていた」からだけなのだろうか。性依存症の可能性も含め、渡部自身、ケアが必要な状態かもしれず、“芸人がいい気になって不倫してバレた”というわかりやすい構図に落とし込んで良いのかも疑問だ。

 ともあれ渡部の下半身スキャンダルはワイドショー的に面白いネタなのだろう。芸能事務所による報道規制もなさそうだ。しかし振り返ると、不倫スキャンダルであってもワイドショーがほとんど扱わないケースもある。

 たとえばダウンタウンの浜田雅功のケースがそれだった。2014年、浜田とグラビアアイドルの吉川麻衣子との3年間にわたる不倫を「FRIDAY」(講談社)が報じた。吉川はこのスキャンダルで所属事務所のホームページから名前が消え芸能界を引退したが、メディアによる浜田バッシングは皆無だったと言っていいだろう。

 報道後、浜田は謝罪文を発表。

<常日頃、妻は「芸人はモテなくなったら終わり、家族に迷惑をかけない遊びは大いに結構」と言ってくれていましたが、その言葉以上に羽を伸ばし過ぎ、その羽は、家族にへし折られました。家族にこの様な思いをさせまいと猛省しております>

 その翌日に妻の小川菜摘も夫を許す旨のコメントを出した。

<主人は今回の件に関して、コメントを出し、猛省しております。彼は羽目を外し過ぎ、伸ばし過ぎた羽根を、家族にバキバキに折られ、その羽根をそっと畳み、意気消沈ゴリラになっています。そんな彼を、私達は変わらず笑顔で支えて行こうと思っています!>

 これによりあっという間に浜田の不倫スキャンダルは笑い話になり、相方の松本人志も報道直後からこのスキャンダルを笑いのネタにしている。

 相手の女性が芸能界を去ることになった一方、浜田は「イジるネタがひとつ増えた」程度。テレビの扱いが小さかったことも、迅速な収束に寄与しただろう。松本は当時『ワイドナショー』(フジテレビ系)で<ほかのワイドショーが扱わなさ過ぎじゃないですか、浜田のやつを><もうちょっと扱ってもいいんじゃないですか。なんか気遣ってるのか何か分からないですけど>と冗談めかしてぼやいていたが、確かにワイドショーでの扱いはほぼなかったのだ。

 同じ不倫という“ネタ”で、妻も芸能人だが、人力舎の中堅芸人と吉本興業の大御所芸人では、マスメディアの対応は大きく異なるのである。

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