乙武洋匡、渡部の「多目的トイレ不倫」受け、自身の不倫失脚を語る

文=千葉佳代
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 6月11日、作家・タレントの乙武洋匡さんが、自身のYouTubeチャンネル『乙武洋匡の情熱教室』で多目的トイレについて知ってほしいことを動画にした。「迷ったんですけど……これね、決して誰かを茶化したりとか批判したりとか、そういう意味合いではなく、」と説明し、これほど多目的トイレに関心が集まることもないので、この機会に多目的トイレの正しい認識を持ってもらうために動画を投稿したと話した。

 普通のトイレを使える多くの人がまず知るべきは、『多目的トイレ以外のトイレは使えない人がいる』ということだ。「一般のトイレも使えるけど、なんとなくこっちのほうが広いし、空いているし」という理由で気軽に使う人も多いが、選択の余地なく多目的トイレしか使えない人もいることを分かってほしいという。

 一般のトイレが使えない人にとって、多目的トイレが埋まっていると大変なことになる。実際、多目的トイレが使われていて困った車いすユーザーは7割にも上るそうだ。多目的トイレはビルの全フロアに設置されていないことも多く、最悪の場合はビルを出て多目的トイレのあるビルを探さなければならない。もともと移動に困難を抱えている、車いすユーザーや高齢者には大変な苦労だ。

 一見障がい者に見えない人も、多目的トイレを必要としている。トランスジェンダーや内部障害の方、授乳者の人たちだ。多目的トイレから出てきた人が障がい者に見えなくても、睨みつけたり、不審な目を向けないでほしい。また、障がい者の場合は、異性間(恋人や家族間)で介助を行っている場合もあるので、異性同士で多目的トイレに入ったからといって眉をひそめないでほしいと、乙武さんは訴えた。

 今、多目的トイレが「関心を集めている」理由は、アンジャッシュの渡部建が、多目的トイレで女性と性行為に耽っていたことが報じられたため。「週刊文春」(文藝春秋)によると、渡部は「六本木ヒルズの地下駐車場の多目的トイレに来い」と女性を呼び出し、トイレのカギを締めるとすぐに下半身をバッとさらけ出し、「俺と会いたかった?」と聞きながら舐めるように命令したという。言うまでもないことだが、多目的トイレは性行為をしてもいいトイレというわけではない。

 乙武さんも過去に不倫スキャンダルで「社会的な死を迎えた」経験がある。当時は、人生の目的を失ったような虚無感に苛まれ、1年間自宅でぼんやりとして過ごし、その後はメルボルンに移住することも考えたという。しかし、本を書いて再出発することした。現在はコメンテーターの仕事も戻ってきており、表舞台に立つ仕事も増えた。ただし、騒動前は、何を言っても「清く正しい乙武さん」と思われていたのが、騒動後は、どれだけ社会に前向きな提言をしても「ゲスなお前が言うな」と言われるという。

 渡部も今まさに後悔と虚無の只中にいると思われるが、乙武さんのようにいつか冷静に振り返ることができるようになるのだろうか。

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