
GettyImagesより
買って楽しい売って楽しいフリマアプリ、メルカリで思わぬトラブルに巻き込まれました。
今回は、わたしと友人の実体験、そこから学んだことをお届けします。
データの連携が確認できない!?
まずは、わたし自身の話。ある日いつものように郵便局でメルカリの発送を済ませ、アプリで“発送通知”を行いました。
しかし、しばらく経ってアプリを再び開いてみると……。
<データの連携が確認できませんでした。まだ発送していない場合は2次元コードを読み込んで発送するか、発送方法を変更して取引を続けてください>
発送したはずなのに、データの連携が確認できない!? と言われたところで、商品はもちろんもう手元にはありません。
あわててメルカリの運営事務局に問い合わせしました。
メルカリ事務局への問い合わせ方法
事務局への問い合わせは、アプリ内の<マイページ>⇒<お問い合わせ>⇒<お問い合わせ項目を選ぶ>で行うことができます。
電話などでの問い合わせ窓口はないため、急ぎの時はもどかしいのですが致し方ありません。
半日ほど待つと、事務局からの回答がありました。どうやらアプリ内のエラーで発送したのに、まだ発送していないことになってしまっていたようです。
問題はすぐに解決しました。
商品が関係のない人の元へ!?
続いて友人の話。ある日コンビニでメルカリ便の発送を済ませ、アプリで“発送通知”を行いました。
しかし、翌日アプリを再び開いてみると……。
<データの連携が確認できませんでした。まだ発送していない場合は2次元コードを読み込んで発送するか、発送方法を変更して取引を続けてください>
ここまでは、わたしとほぼ同じ状況です。しかし友人の場合、まだ話はほんの序の口です。
改めてメルカリ便の伝票をよく確認してみると“品名”が自分が送ったものと、まったく違うことに気付きました。
さらに伝票に書かれていた配送番号を使い荷物を追跡してみると、すでにお届け済みとなっていました。
とここで、発送した時のことを振り返ってみたそうです。
コンビニで発送用の伝票を出そうとすると、紙詰まりが起こりました。店員さんを呼んで確認すると、中には半分印刷された伝票が! 機械の中から出てきた伝票を使い、無事に荷物を送れた! と思っていましたが、なんと詰まっていたのは、前に並んでいた人の伝票だったようです。
友人の送った荷物は、前に並んでいた人が荷物を送るはずだった人の元、つまり、まったく知らない関係のない誰かのもとに届いてしまったということになります。
事務局へ問い合わせるものの……
もちろん、友人もすぐにメルカリの運営事務局に問い合わせしました。しかし、調査に時間がかかるとのことで、なかなか回答は得られません。
「お待ちください」と言われ待ち続けること、なんと発送してから1カ月以上の時が流れました。
事務局により自動取引キャンセル
そして、発送してから約40日が経過したある日、なんと事務局により自動取引キャンセルされるという、まさかの結末となりました。
メルカリでは、長期間取引メッセージのやりとりがないと、自動でキャンセルされてしまう場合があるようです。とはいえ、調査中で待っている間に、自動キャンセルだなんてあんまりな話です。
※24時間以内に取引メッセージを送らないと取引キャンセルの対象になるという自動配信の警告は届いていたそうですが、調査中で待つように言われていたためスルーしてしまったそうです。
友人が再度事務局へ問い合わせたところ、売上分の金額がメルペイで補てんされたそうですが、こんなこともあるんですね。友人も被害者ではありますが、購入後散々待たされた挙句、商品が届かなかった購入者の方は、とんだ災難だったことでしょう。
メルカリ使用上の注意
こんなレアなケースはあまりないかもしれませんが、友人の実体験から学んだことは大きく3つ。
・メルカリ便の伝票の“品名”は必ず確認する
品名は「音楽雑誌(雑誌名)」「長袖ワンピース(ドット柄)」など、詳細がわかるようにつけると、さらに良し
・長期間取引メッセージのやりとりがないと、事務局により自動的に取引キャンセルされてしまう場合がある
・コンビニなどで紙詰まりが起きた場合は、その場で店員さんに報告する
友人の前に機械を操作した方が店員さんに報告してくれていたら、今回のトラブルは起こらなかったでしょう……
2個3個と同時に発送する時は伝票をちゃんと確認するけれど、1個のみの場合はあまり確認しないという人もいるのではないでしょうか。しかし思わぬトラブルが、いつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。
楽しいはずのメルカリでイヤな思い出ができてしまわぬよう、注意深く、自分の身は自分で守っていきましょう。