東京ディズニーランドのチケット争奪戦「絶対買えない」の悲鳴

文=中崎亜衣
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Getty Imagesより

 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが7月1日から運営を再開する。チケットのオンライン購入が25日午後3時に始まったが、アクセスが集中しサーバーはダウン。「買いたいのに繋がらない」との悲鳴がSNSにこだまし、チケットを買えない人が相次いだ。

 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月末から休園。およそ4カ月ぶりの運営再開だが、感染拡大予防のため入場者数を大幅に制限することが決定した。

 オリエンタルランドによると、パークの入場者は1万5000人程度までとし、チケットは日付指定・事前購入のみ。また、チケットの購入方法も東京デイズニーリゾート・オンラインに限定されている。

 販売されるチケットには3種類あり、価格と入園可能時間がそれぞれ異なる。開園時間の午前8時から入園可能な「1デーパスポート」(大人料金8200円)、午前11時から入園可能な「入園時間指定パスポート」(同7300円)、午後2時から入園可能な「入園時間指定パスポート」(同6200円)だ。

 また、年間パスポートや再来園パスポートでの入園はできない。エントラスト周辺のソーシャルディスタンスを確保するための措置だという。

 入園する際には検温が実施され、マスク着用を呼び掛けるほか、パーク内のアトラクションやレストランなどでは利用人数を制限する。また、パークの閉園時間は通常午後10時だが、運営再開後は2時間早い午後8時となる予定だ。

 パレードやショー、キャラクターグリーティングも、当面の間は行わず、新アトラクション「美女と野獣」や「ベイマックス」など、4月オープンを予定していた大規模開発エリアも当面休止だ。稼働するアトラクションも、並ぶ時はグループごとに間隔を空け、席を空けるなどしてソーシャルディスタンスを確保する。

 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの再開を心待ちにしていたファンは多く、運営再開が発表されるや否や、ネット上では歓声が上がった。運営再開にあたって入場者数が制限されることについても、1日の入場者が減ることによってパーク内の混雑が緩和され、アトラクションやレストランの待ち時間が短くなることが期待されるとして、「むしろ快適に過ごせそう」だと好意的な意見も多い。「待ち時間が減るなら、入場料が上がってもいい」という声もあるほどだ。

 一方で、今後もしばらく「チケット争奪戦」が予想されることは明白で、ディズニーファンは「これじゃいつまでも絶対買えない」「いつ行けるんだろう」と気を揉んでいる。そもそも営業再開が発表された時点で、東京ディズニー・オンラインにはアクセスが集中し、サーバーダウンしていたほどだ。先着順ではなく抽選にするなど、公平性の確保も求められるだろう。

 今後はフリマアプリ等でのチケット転売が白熱する可能性もあり、仮にチケットの値段が上がれば、行けない人も出てくるだろう。ちなみにチケットの価格は昨年10月の消費増税と今年4月で二段階アップしており、「1デーパスポート」は現在、大人8200円、中高生6900円となっている。

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