観月ありさが浜辺美波の母親役! 「ごり押し主演女優」の汚名返上となるか

文=中崎亜衣
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『私たちはどうかしている』公式Twitterより

 浜辺美波・横浜流星ダブル主演の連続ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)で、観月ありさが横浜演じる高月椿の母親役を演じることが発表された。

 同ドラマは、漫画誌『BE・LOVE』(講談社)で連載されている安藤なつみの同名漫画が原作。観月演じる高月今日子は、夫に先立たれ、老舗和菓子屋の女将として店を切り盛りしながら、一人息子の椿を店の跡取りにすべく執念を燃やす女性。ゆえに、浜辺演じる才能ある和菓子職人で椿にプロポーズされた・七桜をとことんいびり倒す、いわば“嫁をいびる姑”という役柄だ。

ストップした観月ありさの「ドラ主演記録」

 観月ありさといえば「29年連ドラ主演記録」の持ち主だ。1992年以降は、連ドラにしろスペシャルドラマにしろ、出演作品はほぼ主演。ゲスト出演した作品がないわけではないが、連ドラに助演でレギュラー出演する機会はほとんどなかった。

 観月自身も「連ドラ主演記録」を伸ばすことに意欲を持っていた様子であり、今年2~3月に放送された主演ドラマ『捜査会議はリビングで おかわり!』(NHK BSプレミアム)の試写会・会見に出席した際には、<続けられるところまで続けていけたら。記録を伸ばせていけたら>と語っていた。

 生存競争の激しい芸能界で、29年間、毎年連ドラに主演し続けることは凄い。ただここ最近は、視聴率の敗因が主演の観月に押し付けられることも少なくなかった。2014年の『夜のせんせい』(TBS系)の平均視聴率は6.3%(関東地区・ビデオサーチ調べ/以下同)、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の平均視聴率は5.3%であり、観月に対して「事務所のゴリ押しで需要なし」「低視聴率女王」という辛辣な意見も見られる。

 視聴率の全責任を主演役者に負わせることはナンセンスだが、せっかく主演を演じたにもかかわらず、視聴率や話題に恵まれずそのような不名誉な称号が定着するのは元も子もない。であれば、既に十二分に高い知名度を持つ観月が今さら主演にこだわる必要もなく、今回の助演での出演を決めたのは、そうした意図もあったのかもしれない。

 『私たちはどうかしている』で観月が演じるのは、21歳の一人息子と惹かれ合う若くて可憐なヒロインをいじめ抜く母親役だ。かつて、『ナースのお仕事』シリーズ(フジテレビ系、1996~2002年)で、観月演じるドジな新人ナース・朝倉いずみを見守ってきた世代からすれば、21歳の息子を持つ母親を演じることに感慨深さを覚えるだろう。この機会に、主演も助演もできる女優であることを見せつけてほしい。

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