美智子さまがバッシングを受け心痛 約30年前から変わらぬメディアのあり方

文=wezzy編集部
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Getty Imagesより

 昨年から体調が芳しくないと報道されている美智子さま。その一因は報道が原因の精神的ストレスである可能性も指摘されているが、そうしたバッシングを受けて、<これまで私が60年間やってきたことは、何だったのでしょうか>と周囲に漏らしているという。

 昨年末、宮内庁は美智子さまの体調に関する発表を行った。9月以降に嘔吐が数回あり、その原因が週刊誌報道による精神的なストレスの可能性もあると指摘したのだ。

 代替わりをきっかけに、週刊誌では「二重権威」という言葉を用いた批判的な報道が続くようになっていた。「即位パレードの延期には美智子さまのご意向が強く反映されていた」「「皇室カレンダー」で天皇皇后両陛下よりも先に上皇ご夫妻の方が登場している」「昨年10月の茶会に皇后や他の皇族方が洋装のなか美智子さまだけ和服で参加した」といった記事を掲載。代替わりしたのにも関わらず皇室の中心には上皇上皇后両陛下がおり、それは「二重権威」なのではないかと伝えたのだ。

 この他にも、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの婚約に関するゴシップによるバッシングの飛び火もあった。

 6月30日発売「女性自身」(光文社)によれば、週刊誌のこういった報道によってネット上でもバッシングが過熱。「皇后雅子さまは上皇夫妻に25年間いじめられてきた」といったSNS投稿が相次いだり、美智子さまの誕生日を伝えるネットニュースのコメント欄にも「引退したんだから、こういう記事も不要です」といった言葉が並ぶようになったという。

 美智子さまはそういったネット上の反応も重く受け止めているようで、「女性自身」では、美智子さまが<これまで私が60年間やってきたことは、何だったのでしょうか>と周囲に漏らしていると、皇室担当記者が証言している。

 美智子さまは以前にも報道による精神的な苦痛から体調を悪くされたことがあった。それは1993年のこと。美智子さまは倒れ、失声症となっている。

 バッシング報道が起きた原因は「開かれた皇室」への反発にあるとされている。昭和から平成に時代が変わり、皇室はより国民に開かれたあり方を模索したが、そうした姿勢が保守派の反感を買った。

 それにより、週刊誌を中心に「美智子さまはキリスト教に心酔しており、それに昭和天皇が激怒。美智子さまは土下座して謝罪した」「陛下がお車での移動中の信号調整を止めたがっており、警備上の問題などから周囲が困惑している」「夜中にインスタントラーメンを食べている」といったいわれなき報道がなされた。

 報道によって過熱したバッシングと、それを受けた精神的ストレスによる体調悪化──いま起きていることは30年近く前の出来事とほとんど同じだ。メディアの報じ方に問題はないのか、再考する必要はないのだろうか。

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