佐々木希や杏は“ママタレ”なの?「出産したら強制的にママタレ」のおかしさ

文=田口るい
【この記事のキーワード】
佐々木希や杏はママタレなの?「出産したら強制的にママタレ」のおかしさの画像1

佐々木希Instagramより

 佐々木希、杏、小倉優子、木下優樹菜など、出産を機に“マママレ”として扱われるようになった女優やモデル、タレントは少なくないが、6月29日付の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では、“ママタレブーム”が終わりつつあると伝えていた。

 <佐々木希も消えた「ママタレバトルロワイアル」それでも生き残る最強王者>というその記事によると、ママタレの評価は加点法ではなく減点法で決まり、公私ともに幸せそうであることが好感度につながるため、夫に不倫された佐々木希や杏は評価が下がってしまったのだという。

 さらに、タピオカ恫喝騒動を経て復帰した木下優樹菜や、再婚した夫との別居問題に揺れる小倉優子を例に挙げ、ママタレとしての好感度を保ち続けることは非常に難しいと説明。彼女たちの存在感が薄れつつある中、夫の木村拓哉や娘のCocomiとKoki,とともに注目が集まっている工藤静香がママタレとして生き残るのではないかと締めくくっている。

 ただ、件の記事にママタレとして一括りにされている面々は、実際には女優、モデル、タレントと、そもそも芸能界におけるポジションが全く異なる。彼女たちは皆“ママタレ”なのだろうか?

 木下優樹菜や小倉優子はSNSで子育てについて明かすことが多く、それぞれ『ユキナ育。』(講談社)、『小倉優子のはじめてママdays』(主婦の友社)といった育児本も出している。その仕事内容から、自他ともに認めるママタレ・ポジションのタレントといっていいだろう。

 一方、佐々木希や杏は、ごくたまにバラエティ出演時などに子育てについて明かすことはあっても、普段から積極的に発信している様子はない。にもかかわらず、ママタレとして扱われるというのは不可解。まるで、「女性芸能人は出産したら半ば強制的にママタレ」とされるかのようだ。

 佐々木希は夫の渡部建の不倫問題が明るみになるまで、インスタグラムで日々の食事や友達との写真、自身のプロデュースするアパレルの商品着用画像などを頻繫にアップしていた。子どもに関する投稿はほとんどなく、愛犬の写真を投稿した際には「犬を可愛がる前に子どもを可愛がって」、親友の大政絢との旅行写真を投稿した際には「子供はパパさんにお預けか」「たくさん遊んでいるようですが、お子さんはどうしてるんですかね」などなど、佐々木が子育てをおろそかにしているかのように指摘するコメントがついたほどだ。

 しかしSNSに子どもに関する情報を載せないからといって育児放棄に結び付けるのは、あまりにも浅慮な発想といえる。いつしか女性芸能人は「出産したらママタレとして活動するのが当然」で、「出産したら子育てについての投稿をして当然」となってしまったのだろうか。

 出産は一大事だし、子育ては重責だ。けれど子どもを産んだからといって、ママであることが第一のアイデンティティになるわけではないだろう。子育て中の女性タレント全員を“ママタレント”扱いするのはやめた方がいい。

あなたにオススメ

「佐々木希や杏は“ママタレ”なの?「出産したら強制的にママタレ」のおかしさ」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。