西の女帝・上沼恵美子が梶原雄太に激怒?「YouTuberカジサック」への影響は

文=エリザベス松本
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「上沼恵美子 コンサート愛唱歌撰」

 YouTuberカジサックことキングコング・梶原雄太(39)が、タレントの上沼恵美子(65)がメインMCを務める『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)と『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)を6月いっぱいで降板したと、両局が発表した。梶原は2015年から『えみちゃんねる』、16年から『こころ晴天』に隔週で出演していた。西の女帝と芸人兼人気YouTuberの間に、いったい何があったのだろうか。

 梶原の降板は唐突に発表された。6月29日の生放送『こころ晴天』内で、パーソナリティーの上沼が「梶原君がね、東京から(来るのが)しんどいっていうことで、行ったり来たりが。忙しくなってきてるしね。YouTubeやら。ということで、私も突然聞かされて、へぇっと思ってるんですけども。一応、卒業という形ですね」と、いきなり梶原の降板を公表したのだ。この時点で、ブース向こうのスタッフに何らかの動きやサインがあったのだろうか。上沼は「まだそんなんここで言うなって? 来週、分かることやから」と続けた。

 7月2日発売の「女性セブン」(小学館)によると、本来であれば7月6日に梶原本人から直接、降板について話す予定となっていたのだが、それを上沼が1週前、しかも本人不在の中で唐突に発表したのだという。当の梶原は番組終了後に自身のSNSで「多くのスタッフさんが携わって下さっているので、僕から全て語る事ができないのですが」と前置きした上で、ラジオ番組の降板については認めたものの、「『忙しくなって東京から行くのがしんどくなったから卒業した』と僕が言った事実はございません」と、上沼の発言を否定するようなコメントを投稿している。

 上沼が梶原をことのほか溺愛していたことは、『えみちゃんねる』を見ていれば一目瞭然だった。キングコングとしてデビュー後すぐにブレイクし各メディアに引っ張りだこだった梶原だが、2012年に生活保護問題でバッシングを受けてメディア露出が激減。そんな時期の梶原を引っ張り上げ、自身の番組に再抜擢したのが上沼なのである。

 関西圏以外にお住まいの方にはピンとこないかもしれないが、『えみちゃんねる』は関西では絶大な人気を誇るトークバラエティ番組だ。MCはもちろん上沼で、上沼の隣の席にはタレントの太平サブローが座っており、適宜番組を回していく役割を担っている。梶原のような準レギュラーメンバーの他に毎週異なるゲストが招かれていて、上沼のトークをメインに番組は進行する。関西人の多くは金曜の夜7時になると「あ、今日金曜日か。とりあえず『えみちゃんねる』見とこか」と、チャンネルを合わせる。もはや日常に組み込まれたもののひとつ、といってもいいような大人気番組、いや定番番組なのである。

 同番組の視聴者のほとんどは、歯に衣きせぬ物言いと、圧倒的なお笑いセンスを持つ上沼のトークを好きで見ているのだろう。最近ではすぐにSNSで拡散されてしまうため出演者たちも慎重にはなっているようだが、SNSがここまで活発になる前は東京から来たゲストが「この番組は関西オンリーで、東京には流れないから」と気を許し、芸能界の裏ネタ的なことをペロっと喋ったりする。それも番組の見どころであり、視聴者の楽しみのひとつでもあった。

 ゲストが「嫌いな芸能人」として実名をあげ、それは番組内ではいわゆる“ピー音”で消されることが多いのだが、番組放送後しばらくは「えみちゃんねる、見た?」「あの嫌いな芸能人、誰やと思う?」なんていうふうに、職場や学校などで当てあいっこをするのが楽しかったりしたものである。

 そんな関西人が大好きな『えみちゃんねる』に出演するようになり、視聴者の目から見ても明らかなほどに上沼から寵愛を受けていた梶原。梶原がYouTuberカジサックとして活動する決意をしたのは、おそらくこの番組に出ることによって芸能人としての自信を取り戻すことができたから、というのもあるのではないだろうか。間違いなく、梶原にとって上沼は大恩人で、足を向けて眠れないような立場の人であるはずだ。そんな大恩人が引き上げてくれた番組だったはずなのに、上沼が言う「東京からくるのがしんどいから」という理由で番組を降板するとは、やはり考えづらい。万が一梶原が心の底ではそう思っていたのだとしても、自身の今後のことを考えてまさかそれを実際に降板の理由として口にすることはないだろう、と筆者は思う。

 だが、上沼が最近の梶原を見て「YouTubeが大事になって、私の番組をおろそかにしているな」と感じるなにかはあったのかもしれない。梶原が隠そうとしても、隠しきれないなにかが。ともかくなんらかの誤解があり、今回の本人不在の中の上沼からの唐突な発表、となってしまった可能性もある。

 だが2018年にカジサックとしてYouTuberデビューした梶原のチャンネル登録者数は今や204万人を突破しており、すっかり人気YouTuberである。2019年11月には『えみちゃんねる』内でYouTuberとしての年収が8000万円あることも明かしている。梶原を<カジサック>として楽しんでいる世代には、上沼恵美子をよく知らない人も多いだろう。西の女帝の発言がどうであれ、関係ないというファンが多数ではないか。おそらくこの件で登録者数が激減するなんてことはない。でも、関西ローカルのテレビ番組には、きっと当分呼ばれることはないだろうな。

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