
浜崎あゆみInstagramより
浜崎あゆみの半生をモデルにしたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が最終回の放送を終え、浜崎あゆみ本人がドラマを「最低で最高」と褒め称えた。
同ドラマは浜崎の自伝的小説を映像化したもので、「アユ」とエイベックス株式会社代表取締役会長CEO松浦勝人氏がモデルの「マサ」との恋愛模様を描いた内容だ。原作とは異なり昼ドラのようなベタな演出や、田中みな実演じる「姫野礼香」をはじめとした役者陣の怪演が注目の的に。
ドラマスタート当時は、演出があまりにもコメディタッチなことから、「浜崎あゆみと松浦氏は承認しているのか?」と心配する視聴者の声が続出。しかし松浦氏はドラマの演出をポジティブに捉えていたようで、松浦氏のTwitterに「原作とドラマが違うことに複雑な心境ですか?」との質問が寄せられると、<それはそれでエンタメとして楽しんでます>と返信していた。
また、5月にはInstagramに浜崎あゆみを松浦氏が壁ドンする写真と共に<原作にはあったこのシーンはドラマではないみたい。あゆはあった方がいいって言ってるけど、ドラマの製作には口出せないからな。田中みな実にマサがされそうw>と綴っていた。
一方、浜崎は同ドラマについてスルーを貫き、脚本を担当した鈴木おさむ氏は、「AERA dot.」のコラムで、浜崎がどう思っているのか心配だと綴っていた。
<SNSでも、浜崎あゆみさんがどう思ってるのか? と心配する声も多数見ましたし、僕自身が一番心配しています。めちゃくちゃ怒ってたらどうしよう……とか>
<僕の妄想としては、最終回が終わった後に、インスタとかで「このドラマ、最低だけど最高!」なんてことを書いてくれたら、すべてがオールオッケー、脱糞するほど喜んでしまうと思いますが、それはないのかな~と思ったり>
浜崎あゆみは完全スルー? ドラマ『M 愛すべき人がいて』の宣伝を一切しないのはナゼ
歌手の浜崎あゆみとエイベックス株式会社代表取締役会長CEO松浦勝人氏の恋愛関係をモチーフに描いた連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が絶…
しかし、そこは一流のエンターテイナー・浜崎あゆみだ。彼女はドラマが最終回を迎えた翌日の今月5日に、Instagramのストーリーを更新。鈴木氏のコラムを引用し、<鈴木さん、それがありました><ほんと最低で最高で、大嫌いで大好きでした。脱糞しないでくださいませね><携われた全ての皆様、お疲れ様でございました!!!><「M」よ、静かに眠れ…>との文章を公開したのであった。
多くを語らずとも重要な部分をしっかりと押さえた浜崎の賛辞に、「あゆらしい!」「粋でかっこいい!」と好意的な声が殺到している。
示し合わせたように、浜崎は同日、第1子出産後初の新曲『オヒアの木』を解禁。<母にならせてもらえた、今のわたしだからこそ、今のわたしにしか創れない曲になっていると思います>とコメントを寄せており、自身の子どもに向けたような愛情溢れる歌詞の美しいバラードに仕上がっている。
妊娠当時からSNSでは子どもの影を一切見せない浜崎だが、出産は彼女の表現活動に大きな影響を与えたようだ。子どもの成長とともに彼女も新たな表現の幅を獲得し、アーティストとしてさらに進化していくのだろう。