手越祐也・宮迫博之も取り込んだYouTuberヒカルの勢い止まらず 半端ないプロデュースの才覚

文=千葉佳代
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 7月4日、人気YouTuberヒカルが秋葉原に「有楽舎ヒカル店」をオープンさせ、店長が「1日でこんな数値(売上)って出るんだ……」と驚くほどの売り上げをたたき出した。

 「有楽舎」とは兵庫県・姫路市にあるカードショップのことで、ヒカルはチャンネル立ち上げ当初から何度も絡んできた。店長はヒカルに媚びを売ることはなく、ヒカルが「これはすごいでしょ」とレアカードを持ち込んでも、冷静に査定する。その掛け合いが面白いと人気コーナーになっていた。

 ヒカルがYouTuberとして成功を収めてからは、店長にお礼として高額なフィギュアやカードの査定をお願いしては、高額なカードを無償で提供するなど、店を贔屓にしてきた。その集大成として、ヒカルの全面プロデュースで秋葉原に有楽舎の新店舗(ヒカル店)をオープンするに至ったというわけだ。

「秋葉原のど真ん中。ソフマップが抑えてたとんでもない好立地の1フロア。勝ち取りました」

 3月31日の動画『店長と掴んだ夢、遊楽舎東京進出を報告してきました』では、ヒカルが5000万円以上の資金を投入し、ソフマップ(ビックカメラの完全子会社)の社長に直談判して、ソフマップのワンフロアを有楽舎のために提供する約束をとりつけたと報告。何も知らない店長は「なにこれ、悪魔の契約……?」「どないなってんのー!」と天を仰ぐ場面も。諸々の説明を受けると、最後は「すげえ……ありがとう。本当にありがとう」とヒカルに感謝していた。

 あれから4カ月。有楽舎ヒカル店がオープンしたその日の夜、ヒカルと店長は数カ月ぶりに顔を合わせた。

 開口一番「帰って寝ていい?」と店長。オープン初日は食事をとる暇もないほどの忙しさだったそうだ。なぜなら、オープンするやいなや、たくさんの人が査定に訪れたからだ。単純に量としてもすごいが、質もすごかったという。有楽舎姫路店では月の買い取り額が概ね20万円ほどだったが、ヒカル店のオープン初日は1日で100万超え。カードの査定をさばききれないので、断ったりもしたという。これだけの査定が来た理由は、やはりヒカルと店長を応援したいというファンの熱意なのだろうと店長は話した。店長と一緒に写真撮影をするという企画も実施したが、「整理番号がないと事故が起こるレベル」で1500人以上来たというから、“ヒカル砲”(ヒカルの宣伝)の威力はすごい。

 最終的にこの日1日の売り上げは390万円以上。ちなみに、ぶっちぎりで売れたのは、カードやフィギュアではなく、YouTubeグッズだったという。ヒカルが動画で「美味い」と紹介したカレーせんべいに至っては384箱も売れた。

 有楽舎ヒカル店は、ゲームやフィギュアだけではなく、ReZARD(ヒカルのプロデュースする洋服ブランド)や動画で紹介したYouTubeグッズを売っていく。ゲームやフィギュアに興味のない女性客にも、洋服を見るついでにお土産も買ってもらう店として広めたいという。ヒカルは力強く言った。

「客足は僕が絶やさないです。それが僕の役目なんで。客足絶えた瞬間、言ってきてください。そんな日、来ないと思うんで」

 実際、ヒカルのYouTubeでの影響力はますます増幅している。ヒカルは宮迫博之を見事に再生させるとっかかりを生んだが、最近では手越祐也もInstagramでヒカルとの仲良しぶりをアピールしている。有楽舎ヒカル店の店長は「日本一簡単にYouTuberに会える店」と笑っていたが、今後はヒカルの周りの人気YouTuberも訪れる予定なのかもしれない。

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