Rocketbook Everlast Mini(ロケットブック エバーラスト ミニ)
付属品:フリクションペン(カラー:黒)、ロゴ入りタオル
販売価格:2980円(税別)
ここ数年でその名を耳にする機会が増えてきた「スマートノート」というアイテム。こちらはどのようなものかというと、手書きで書いたものを簡単に消すことができ、同じ帳面を何度も利用して半永久的に使うことができるノートです。
今回は、スマートノートの使い心地を、「Rocketbook Everlast Mini(ロケットブック エバーラスト ミニ)」を通してお話ししましょう。こちらは、アメリカのクラウドファンディング(オフィス用品部門)で、4.8億円を集めたという「Rocketbook Everlast(ロケットブック エバーラスト)」の製品の一つ。手のひらサイズのメモ帳ですが、同シリーズには大きめのノートなども揃っています。
フリクションで書いて消して、何度も使える
「Rocketbook Everlast Mini」を使う際に、必須なのは、“消せるボールペン”としておなじみのフリクション(パイロット)のボールペン。フリクションであれば、黒以外のカラーなどももちろん使えます。
フリクションを使って、メモ帳に文字を書きました。
書いた文字を消すのは、ぬれたタオルやウェットティッシュ。今回はウェットティッシュを利用しました。
文字を書いたところに、ウェットティッシュをあてて拭いていきます。
ウェットティッシュで軽く拭いただけで、文字がサッと消えていきました。
最終的に書いた文字はほぼきれいに消すことができ、白い帳面が戻ってきました。
消したあとの帳面は、筆圧を強くして書いたところには若干跡が残りましたが、気になるほどではありません。また、通常の紙のメモ帳の場合、水に濡れるとしなしなになってしまうものですが、こちらは普通の紙ではなく複合ポリエステル製の材質だから、濡れた後のしなしな感はなし。字を消した後はごく普通に使える帳面に戻ります。確かにこれなら繰り返し使うことができるでしょう。
手書きが好きな人にとっては書き味も気になるところですが、帳面の質感はツルツルしていて、フリクションで書くとするするとした書き心地。これが好きか嫌いかはおそらく意見が分かれるかと思われます。
専用アプリでメモの手軽なデータ化・共有が可能に
メモというのは、書いた内容を保存しなくてはいけないときがありますが、「Rocketbook Everlast Mini」を含む「Rocketbook Everlast」のノートは、書いたものを簡単にデータ化できる利点も兼ね備えています。
スマートノートは、書いたものをスキャンできるスマートフォンのアプリと連携して使うノートという側面もあるアイテムで、「Rocketbook Everlast」もしかり。専用アプリをメモにかざすと、すぐにメモの画像をスキャンできます。

アプリで取り込んだメモ帳の画像
読みとった画像はスマートフォンの写真フォルダに保存したり、各種クラウドサービスに共有したりすることが可能です。
手書きとデジタルの折り合いをつけるために
メモにスマートフォンやパソコンを使う人が増えてきたとはいえ、手書きもまだまだ人気があり、紙のメモにこだわる人も少なくはないでしょう。ただ、クラウドでのデータ共有が必須となりつつある現代。手書きで書いたものをパソコンに保存したり、オンラインで共有したりしなくてはいけないケースもおそらく増えてきているかと思います。
手書きでメモをしたい、けれどデジタルでの共有も必要…という中で折り合いをつけていくためには、「Rocketbook Everlast Mini」のようなツールを活用するのも一つの選択肢といえます。すぐにクラウドでの保存や共有ができ、また、書いてデータ化して消してまた書いて…と繰り返し長く使えるので、メモやノートを何冊も揃えたり保管したりしなくてよくなるメリットもあるスマートノート。使い方次第で仕事の効率化などに大いに役立つこともきっとあるはずです。