江頭2:50のYouTuberとしての好感度が絶大 「江頭のために」広告飛ばさないファンも

文=千葉佳代
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 お笑い芸人の江頭2:50が、YouTubeチャンネル「エガちゃんねる」より、九州豪雨の被災者に100万円の寄付をしたことを発表した。この動画で江頭は力強い口調で、被災地のファンに呼び掛けている。

「今、大雨の被害が拡大している。被害に遭っているお前ら、大丈夫か!? お前らの無事を祈っている!!」
「みんなの無事と、1日でも早く平穏な日を取り戻すことを願う」
「この大雨はまだまだ続くかもしれない。(中略)もし自分の地域で警報が出たら、身の安全を第一に考えて、早めに避難しようぜ!」

 そして最後に、「これだけは忘れないでくれ。お前らは一人じゃないぞ!絶対に諦めるな!」と視聴者にエールを送った。

 江頭は豪雨被害に遭った自治体に、「エガちゃんねる」に寄せられたスーパーチャット(ライブ配信における投げ銭のこと)で預かったお金と合わせて、100万円を楽天クラッチ募金を通じて寄付するという。

 江頭といえば6月にUPした動画『江頭、初めてのルイ・ヴィトン。/LOUIS VUITTON』で、財布を購入したエピソードがある。そこで江頭はブリーフ団(S)とともに人生初のルイ・ヴィトンに入店したのだが、そのとき4年使いこんであちこち破けている財布をブリーフ団(S)に見せていた。

 「VLっていうのが浮き出ているのだと高いんだよ」と財布選びに迷い、「高いなあ……どうしようかなあ……」と悩んだ結果、エガチャンネルカラーの財布と、ブリーフ団(S)のために定期入れを買った。お金の使い道には慎重派な江頭が、100万円の募金である。視聴者たちは「本当の漢だよ!」と江頭をたたえた。

 江頭のボランティア活動は2011年の東日本大震災のときにも話題になった。2トントラックを自ら運転して、飲料水や紙おむつ、ペーパータオルなどを届けた江頭は江頭2:50と名乗らず、帽子を目深にかぶっていたが、ファンが発見してネットに投稿。「江頭は本当に良い人」という話が広まった。

 のちに江頭は「(感動しますと言われたことに対して)いや、違うんだよ。他の芸能人はお金をものすごい金額で募金してるじゃない。俺はお金ないからさ、身体で払ってきただけなんだよ」と“釈明”。NHKで被災地のニュースが流れた瞬間、「エガちゃん助けて―」という声が聞こえたような気がして、「そこで俺はいわき市と老人たちを救うことを決めたんだよ」と話した。

 江頭はこの話をするつもりはなかったという。しかし、新聞やTwitterで騒がれ、真相を話そうという気持ちになったそうだ。

 ボランティアや募金、寄付をしたと芸能人が明かすと、「売名」「偽善」などと叩く人もいるが、江頭は違う。彼はあの芸風でどんなときも「生きろ!」というメッセージを視聴者に送ってきた。だからこそ、デビューから30年経った今、再ブレイクしている。昔は放送禁止芸人という位置づけで、雑誌「anan」(マガジンハウス)でも3年連続嫌いな男ランキング1位だった江頭2:50だが、YouTubeではむしろかなり好感度の高いYouTuberと言える。

 YouTuberとしての江頭2:50のチャンネルは現在211万人。江頭のためになるなら、と江頭のチャンネルの広告は飛ばさないという人までいる。ものすごく愛されている。

「99人に嫌われても1人が笑ったら勝ち」
「死にたくなったらコレを見ろ! コレを見たら死ぬのがバカバカしくなるから!」

 こうした江頭の言葉に、助けられたというフォロワーも数知れない。今なら一人で2トントラックを運転しなくても、江頭が呼びかければ多くのボランティアがその意思に賛同し、一緒に動くのではないだろうか。

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