安達祐実がシワを嘲笑され反論「隠す必要はない」!

文=wezzy編集部
【この記事のキーワード】
【完成】安達祐実がシワを嘲笑され反論「隠す必要はない」!の画像1

安達祐実Instagramより

 安達祐実がSNSでの「加齢」に関するデリカシーに欠けた“クソリプ”に返信して、話題となっている。

 7月11日、安達祐実はInstagramに鏡越しの自撮りを投稿した。その写真はネックレスを見せるために撮ったものだそうだが、スマホを持つ手にピントが合ってしまっている。安達は投稿に<あれ? 携帯にピント合っちゃってるなぁ。鏡で撮るの難しい。見せたいのネックレスなんだけど>とコメントを添えていた。

 この投稿にフォロワーからさまざまなレスポンスがあったが、そのなかには<顔は化粧で隠せるけど手のシワは、なかなか隠せない!>と、現在38歳の外見を揶揄する心ないものも存在した。

 安達は普段から一般ユーザーのコメントに返信しているのだが、上述のコメントには<そうですよね でも、年齢を重ねていくことを隠す必要はないと思います>と返答。失礼な一言に毅然と返したことが話題になった。

石田ゆり子、仲里依紗が「劣化」という言葉に怒り

 年を重ねたことによる変化をネット上で「劣化」と嘲笑されることは、廃れつつあるとはいえ今もしばしば起こる。特に、女優やアイドルといった女性芸能人はその対象になりやすい。

 だがこうした状況に、芸能界の女性たちは違和感を表明してきた。たとえば、石田ゆり子は「FRaU」2017年12月号(講談社)のインタビューで、このように語っている。

<日本の社会には、女性は特に若いことをよしとする風潮がある。(中略)これはやはり日本の男の人が幼稚だからじゃないかとどうしても思います>
<女の人がちょっと太ったり年をとったりするとすぐに『劣化』と書く、あれは本当に不快です>
<4年後は東京オリンピックがあり、日本は海外からの注目を更に集めるわけで、シワ=劣化と決めつけるような幼稚なことでは本当に恥ずかしい。社会が大人になっていかないといけないと思います>

 仲里依紗も2019年1月、Instagramのストーリーズで<なんかよくさ、“劣化した”っていうネットニュースを目撃するんだけど><そもそも劣化って何? よく分かんない、その日本語><老けたってこと?><だってさ生きてるんだもん。そりゃ老けるよね><えっ、老けない人なんているの? それって、ギネスブックに載ったほうがいいんじゃない?>と皮肉をぶちまけていた。

 人が年齢を重ねることを「劣化」と呼ぶようになって久しい。しかし、人間は機械ではない。経験を重ねて成熟していくことが悪いことなはずはなく、「劣化」どころか「進化」ではないだろうか。

 「劣化」なる言葉が浸透した背景には、「若く美しいことに価値がある」とするエイジズムやルッキズムに根差した考えがある。ネット上での女性芸能人に対する揶揄が少なくないことは、そうした発想がいかに支配的かということを示している。

 だがエイジズムからの意識的な脱却はもう始まっている。安達祐実は年を重ねたことによってできるシワを「ウェルカム」と言う。「mi-mollet」(2019年12月28日付)のインタビューで安達はこのように語っていた。

<童顔なので気付かれにくいのですが、35歳を過ぎたくらいからエイジングサインがどっと押し寄せてきました。この数年で一気にシワもシミも増えたし、肌色がくすみやすくなったりして。でも、あまりに強烈に抗うのは「ちょっと違うかな」と思っているんです>
<人間て、表情が豊かな方が魅力的だと思うんです。例えば、同じシワでも笑いジワは誰の目にもチャーミングに映るじゃないですか。それって、年齢を重ねるにつれてどういう生き方をしているかが見た目に現れてくるっていうことなのかなって。そんな風に刻まれるシワなら、ウェルカムですよね>

 若さや美しさの価値を信奉する文化、それは個々が考え抜いて身につけた感覚というわけではない。美容商材やその広告宣伝が散々垂れ流し続けてきた価値観がこの社会に染みついている。

 それは男性も女性も同じだ。人間誰しも「老い」への恐怖心があり、だからこそ美容業界もメディアも、恐怖やコンプレックスを刺激する。ネット広告は特にあからさまで、制御が効かなくなっている。そうした情報の洪水に私たちは影響されている。だからこそ著名な女性芸能人のポジティブなメッセージで、ネガティブな思い込みを少しでも払拭し、各々が年齢を重ねていくことを楽しめるようになりたいものだ。

あなたにオススメ

「安達祐実がシワを嘲笑され反論「隠す必要はない」!」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。