
ENDRECHERI『NARALIEN』(ジェイ・ストーム)
KinKi Kidsの堂本剛が、結婚観で悩んでいるという女性にアドバイスに送った。
剛は今月13日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)に出演。27歳の女性から「周りの結婚ブームが続いています。ただどうしても自分は結婚をリスクとしか捉えられない」「未だに世間の女性に対する目は、結婚してこそ一人前とする部分があると感じ窮屈です」との相談が寄せられた。
すると剛は、<周りの方々が結婚ブームだからと言って結婚しなければいけないとは、僕は思わないよね>ときっぱり。続けて、結婚してこそ一人前という時代ではないとエールを送った。
<みんなやっぱりご縁があって、そうなってるから>
<あんまり計算できるものではやっぱりないのかな>
<今はね、“結婚してこそ1人前”っていう時代でもないと思うよ>
<こういう状況の中で見つけ出せるもの、幸せってものもあるから、そういうところに心を集中させて生活してくっていうのが、何より大事かなと>
<いい悩みだと思って向き合ってみてください>
堂本剛は現在41歳。ずっと独身であり、「結婚という形式に囚われる必要はない」という結婚観を度々明かしている。2016年のラジオ『堂本剛とFashion & Music Book』(bayfm)でも、独身であることに不安を抱える30代の女性リスナーの相談にのっていた。
未婚で恋人もおらず、自分の努力が足りないせいだと悩んでいるというリスナーからのメッセージを読み上げた剛は、<僕もでも、孤独とか不安は別にありますよ。だって、友達は結婚していくしね>と、共感を示した。
しかし、だからと言って結婚がすべてではなく、結婚という世の中のルールに囚われる必要はないと語った。
<でも結婚こそがすべてなのかと言っても、ちょっとやっぱりわからないけど。それもまたね、結婚というものに囚われすぎてるから>
<大切な人に巡り合うから、一緒にいたいから、世の中で言う結婚というものをしているだけであって、それは世の中が決めた話なんですね、結婚って>
<結婚ということにすると、そこに対してまたルールが作られて、そこに対してまたお金が動くんですよね。結婚というものがなければ結婚式場もいらないし、婚約書もいらない>
<結婚というシステム。だからなんか哀しいなと思うんですけど、という意味で、結婚なんてどうでもいいんですよ。別に結婚してなくても生きていけますし>
また2018年12月の同ラジオで結婚についての話になった際には、<子どもをつくらずに二人仲良く行きましょうって決断であれば、結婚する必要もないかなって思ったり>と発言。また、“結婚”という言葉のイメージが固定されすぎているとも言及した。
<結婚ってなるとなんかこう、それの言葉に付随して色々なイメージが入ってきちゃうとというか>
<結婚って言っても、今は色々な結婚の仕方が、形があってみたいなところまではならないいと言うか>
<だから色々な結婚の形があればいいやんと思ったりもする>
剛はこうした自身の考えは<大多数ではないから「また変わったこと言ってんな、あの人」と思われる>というが、彼の結婚観に共感する人々だって、多数派ではないかもしれないが決して少ないわけではない。結婚しない自由や様々な形の恋愛に悩んでいたが、剛の言葉に励まされ、支えにするという人はきっといるだろう。