
成城石井の「ベイクドチーズケーキ」(左)と無印の「2層仕立てのチーズケーキ」(右)
数多くあるスイーツのなかでも、定番中の定番と言えるチーズケーキ。そこで今回は「無印良品」と「成城石井」のチーズケーキを比較してみます。

雑貨だけじゃない! 今や食品でも高評価を獲得する無印
雑貨屋のイメージが強い無印良品。ですが、自社開発の食品をバリエーション豊富に取り揃えており、バウムクーヘンを中心にスイーツにも力を入れているんです。

話題のチーズケーキを数多く世に送り出してきた成城石井
一方、成城石井は東京都世田谷区の成城で生まれたスーパーマーケット。自社で開発したこだわりのスイーツが話題になることも多く、特にチーズケーキには定評がありますよね。
今回、比較するのは無印の「2層仕立てのチーズケーキ」と、成城石井の「ベイクドチーズケーキ」です。
無印のチーズケーキといえば「不揃い チーズケーキ」がお手軽で人気がありましたが、2018年に「2層仕立てのチーズケーキ」が登場して以降、こちらが注目を集めることが増えました。公式通販サイトでは星4.6と驚きの高評価を叩き出しています。
成城石井の「ベイクドチーズケーキ」は、同社の華やかな変化球チーズケーキたちに埋もれてしまいがちですが、こちらも成城石井のこだわりが詰まった商品です。
比較して、それぞれの特徴を洗い出してみましょう!
無印良品「2層仕立てのチーズケーキ」は北海道産のチーズが超濃厚!

「ケーキ屋さんに負けないクオリティ」と評判の商品
無印良品の「2層仕立てのチーズケーキ」は、チルドを取り扱っている店舗限定で販売されています。わざわざ遠くの店舗までおもむき購入するファンもいるのだとか。
お値段は350円(税込)で、カロリーは1個あたり444kcal。小さいわりになかなかのカロリーですね。

原材料もチェック!
原材料名 | 乳等を主要原料とする食品、チーズ、砂糖、小麦粉、加糖卵黄、マーガリン、牛乳、液卵、でん粉、レモン果汁、植物油脂、ゼラチン、粉糖、水あめ、食塩/トレハロース、糊料(加工デンプン、増粘多糖類)、乳化剤、ソルビトール、pH調整剤、膨張剤、香料、リン酸塩(Na)、酒精、カロチノイド色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・ゼラチンを含む) |

コロンとしていて可愛らしいルックス
開封すると、黄色味が強く出た丸いチーズケーキがお目見え。かすかに粉砂糖がかかっています。手のひらに乗るくらいのサイズ感で、おやつにはちょうどよさそう。

フォークを入れると、手応えがあります
フォークを入れてみた感じはやや固めで、重みがありますね。一口いただくと、濃厚なチーズの味わいが口のなかいっぱいに広がりました! チーズのおいしさを存分に生かしているという印象。
また、チーズをあまりくどく感じさせないためか、レモンの酸味がけっこう効いています。後味はさっぱりしているので、夏場でも美味しく食べられそうですよ。

いちばん下にはビスケットが敷いてあります
割ってみるとなかは2層になっているのがわかりますね。上部は「さわやかな酸味のレアチーズ」で、下部は「濃厚な風味のベイクドチーズ」なのだそう。
なるほど、この2層のすっきり感と濃厚さのバランスが秀逸なおかげで、最強のチーズケーキに仕上がっているというわけですね……! 深い深いチーズの沼を味わえるこの商品。チーズ好きにはぜひお召し上がりいただきたいです。
成城石井「ベイクドチーズケーキ」はまろやかで上品な甘さがクセに!

2個入り!
成城石井の「ベイクドチーズケーキ」は、2個入りで599円(税抜)。1個あたり約300円なので、コージーコーナーなどのリーズナブルなケーキ屋さんより少し安いくらいでしょうか。カロリーは100gあたり336kcalと予想通りハイカロリー。

特に変わったものは入っていない?
原材料名 | ナチュラルチーズ、乳等を主要原料とする食品、卵、砂糖、卵白加工品(卵白、砂糖、その他)、小麦粉、油脂加工品、レモン果汁、マーガリン、転化型液糖/香料、膨張剤、(一部に乳成分・小麦・卵・大豆を含む) |

みんな大好きなこの焼き色!
シンプルな形のベイクドチーズケーキですが、焼き色がほど良い! 先端にかけて焼き色が濃くなっているところもそそります。

しっとりしてる!
フォークを入れてみた感じは柔らかく、“ムシュッ”というベイクドチーズケーキ特有の音が聞こえてくるほどのしっとり感。
一口いただいてみると、まろやかで優しい味わい! 低温でじっくり焼き上げているそうで、とろけるような舌触りを実現していますね。

底面はスポンジと思われます
また、チーズケーキの割にほんのり甘く、酸味は少なめ。上品な味わいのチーズケーキと言えそうです。
クセが少ないので誰にでも好かれる味ですし、2個入りということもあり手土産にもピッタリかもしれません。
無印良品と成城石井のチーズケーキを比較! こってりチーズ派? さっぱりチーズ派?

それでは、比較に入ります!
どちらにも違った良さがあり、開発者にたっぷり愛情を注がれながら完成したチーズケーキなのだとわかります。では、ここからは2つのチーズケーキを比較していきましょう!

あなたはどっちを選ぶ?
“チーズ感”という観点では、無印がリードしていますね。北海道産のこだわりチーズをガッツリ使っているのがよく分かる、濃厚な味わいでした。こってりチーズが好きな方にはたまらない逸品だと思います……!
しかしながら、力強い“チーズ感”より、さらりと食べられるタイプがお好きな方も多いはず。そんな方には成城石井がオススメでしょう。マイルドで甘みもありながら、チーズの濃厚さだけはしっかり残した品の良い味わいでしたからね。このクオリティで2個入り・599円(税抜)なので、コスパもバッチリです。