
三浦春馬Instagramより
7月18日に急逝した三浦春馬さん。家族や友人知人、仕事関係者、そして三浦さんの仕事ぶりを見てきたファンたちのショックもいまだ癒されない中、30日発売の「女性セブン」(小学館)と「週刊文春」(文藝春秋)が、三浦春馬さんの部屋に残されていた“遺書”ともとれる日記の内容を報じた。
「女性セブン」によると、三浦さんは今年8月15日放送予定の特別ドラマ『太陽の子』(NHK)で演じた役に対して感じることを日記に綴っていたといい、中には、役が抱える苦悩が自分に重なるという内容もあったという。
「週刊文春」は、より具体的に三浦さんの日記の内容を掲載している。三浦さんはイギリスに短期留学をした2018年前後から自らの死について考えるようになったといい、日記には仲の良い人々と会う際、「“死にたい”と思っていることを悟られないためにウソの笑顔をつくることが苦痛だった」という趣旨の文章もあったそうだ。
三浦さんが亡くなった直後から、早すぎる死の理由を追及する報道は延々続いている。家族関係の問題を暴き、母親らの責任を問うような記事も少なくない。そのうえ、心の内を綴った日記の内容まで報じられては、三浦さんがあまりに気の毒ではないだろうか。
また、こうした報道は三浦さんと親交のあった人々をひどく傷付けることにもなるだろう。
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