「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!

文=他故壁氏
【この記事のキーワード】

「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!の画像1

 生活に溶け込む便利な文房具のひとつに、透明粘着テープがあります。

 いまわたしはわざわざ「透明粘着テープ」と記載しましたが、普段あなたはこの「透明で、紙の筒に巻かれていて、そのテープを引っ張りだして破れた箇所などの修繕に使う文房具」を何とお呼びですか。

 おそらく、「セロハンテープ」とお答えになるでしょう。

 でも、あなたが手にしているその透明粘着テープ、本当にセロハンでできていますか。そして、透明粘着テープは、貼る相手によって種類を選ぶ必要があることはご存知ですか。

 時計の針を、およそ100年前に戻します。

 1925年、米国ミネソタ州にあるミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング社──現在のスリーエム社から、画期的な製品が登場しました。自動車の塗装時、色分けを容易にするために生まれたマスキングテープです。

 それから5年後の1930年、世界を変える製品が再び同社から誕生しました。それがスコッチ® セルローステープ──後のセロハンテープです。前年1929年は世界恐慌の年で、倹約を強要された時代にこの「修繕できる透明テープ」はベストマッチし、一気に普及していきました。

 セロハンテープは画期的な製品でしたが、スリーエム社は後にセロハンではなくアセテートフィルムを使用したつや消しの透明テープを生み出します。1961年、メンディングテープの誕生です。貼った後が目立たなくなり、より修繕に向いた製品となりました。「メンディング」とは「補修、修繕」という意味です。

 じつはセロハンテープは天然素材でできているが故に、長期保存には向いていない製品です。

 セロハンテープは基剤にセロハンを使用していますが、セロハンの原料はセルロースです。セルロースは植物性原料で水にも熱にも強い特製がありますが、紫外線や酸化によって黄変していきます。また、粘着剤である天然ゴムも劣化でべとべとになり流れ出してしまいます。結果として紙を傷めてしまったり、ページ同士が貼りついてしまったりしますから、大切な書類や書物などの修繕には向いていないのです。

 セロハンでできたテープに価値がないわけではありません。燃やしても有毒なガスは出ず、土中分解すら可能な天然素材ですので、廃棄に関しては「地球に優しい」と呼べると思います。ただ、書類を長期保存するためのテープには不向きなのです。

 以降、スリーエム社は用途によって透明粘着テープの素材を変え、種類を増やしていきます。

「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!の画像2

 今回ご紹介する「スコッチ® スーパーホールドテープ」は、そんな進化するスリーエム社の最新テープ製品です。

「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!の画像3

 製品特徴としては、とにかく強粘着であるということ。同社のスタンダードな粘着テープである「スコッチ® 透明粘着テープ500」に較べ、粘着剤を30パーセントも増量しています。郵便物などの封緘に使用する際、剥がれる可能性に不安を感じることがあるかと思いますが、本製品は実にがっちりと貼りつきます。

「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!の画像4

 テープ幅は12ミリと18ミリ、小巻と大巻を選択できます。写真は小巻18ミリのテープディスペンサーつきですが、わたしは粘着力が欲しいので大抵のテープは18ミリを購入しています。

 また、テープじたいが厚く丈夫にできていますので、ポスターの修繕や工作に使用すると、その頼りがいのある厚さと粘着力に惚れ惚れすることでしょう。

「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!の画像5

 粘着力が強いと引き心地が悪かったり、テープが出しにくいのではないかと思わますよね。しかし本製品はテープの引き出しが実に軽く、しかも引き出した際のあの「ピーッ」という耳障りな音が発生しません。引き出す際には粘着面に指が触れるわけですが、他のテープに較べてもねばつきに大きな差はありませんし、粘着剤が指に残るようなこともありません。

「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!の画像6

 テープ素材はポリプロピレン、粘着剤はアクリル系。セロハンと異なり経時劣化による黄ばみも起こりにくいので、保管書類や書籍の修繕にも安心して使用できます。

 

 2020年現在、スリーエム社は同社の粘着テープブランドを4つのカラーでカテゴリー分けしています。

 赤い3Mタータン柄は、当社の主流テープである「超透明テープ」。青い3Mタータン柄は、2017年に加わった「あとではがせるテープ」。緑の3Mタータン柄は、1961年から変わらぬ「メンディングテープ」。黄の3Mタータン柄は、剥離紙なしの「透明両面テープ」。

 スーパーホールドテープは、メインストリームである赤い3Mタータン柄で登場です。20メートル巻の製品しかないので、大型のテープディスペンサーが附属しています。店頭ではかなり目立つパッケージですね。今までのテープの粘着力や丈夫さに不満がある方に、ぜひお試しいただきたい製品です。

(他故壁氏)

「「スコッチ® スーパーホールドテープ」は粘着力が高く黄ばみにくい優れもの!」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。