『半沢直樹』はテレワーク不可能! withコロナ時代の「ジョブ型雇用」とは?

文=川部紀子
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 ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

 平成のテレビドラマとして驚異の視聴率を誇る『半沢直樹』(TBS系)の最新シリーズが7年ぶりに放送され大人気となっています。企業、金融機関、人が絡み合い、顔を突き合わせて展開される攻防などが、様々な意味で非常に「密」なドラマです。

 一方、今は令和の「ウィズ・コロナ」時代。新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の1つである「テレワーク」が拡がりました。「密」を避ける働き方です。筆者も毎週楽しみにしていますが、いつも「ドラマと時代のコントラストが不思議だなぁ」と感じています。

 ウィズ・コロナ時代の今、テレワークと同時に注目されている働き方に「ジョブ型雇用」があります。今後に向けて、働く側として知っておくべきジョブ型雇用の仕組みや留意点について解説していきたいと思います。

従来からある「メンバーシップ型雇用」

 今までの日本的な会社の仕組みといえば「メンバーシップ型雇用」が主流でした。

 まず新卒や未経験者で特別な資格やスキルがなくとも採用されます。研修などの教育を受けたり、日々の業務の中で先輩や上司からの指導で成長し、昇進昇格、部署異動や転勤などもあり得る雇用スタイルです。

 原則的な出退勤時間も決まっているので「労働時間」と給与の関係が強く、特に大きな問題がなければ年功序列の要素が大きいのも特徴です。

 「人」に仕事を与える制度といえるでしょう。

 『半沢直樹』を観ている方は、ドラマを思い浮かべるとわかりやすいと思います。会社員の昔ながらの風情とでもいいますか、良くも悪くも会社・先輩・後輩・同僚・同期との関係、チーム意識、飲み会、社内恋愛、出世などが思い付くはずです。左遷、出向、ハラスメントなども思い浮かぶかもしれません。

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