プロが教える100均防災対策に目からウロコ! 避難所で必要なモノは?

文=柴田さとみ
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GettyImagesより

 9月1日〜5日は防災週間。日本は地震が多いだけでなく、これから本格的な台風シーズンに入ることもあり、高い防災意識が必要だ。9月2日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、低価格で手軽に実践できるさまざまな防災対策を紹介していた。

 スタジオに招かれたのは、国際災害レスキューナースとして国内外の災害現場で救護経験のある辻直美さん。豊富な防災知識のおかげで、2018年に震度6弱を記録した大阪北部地震で被災した際も、マンションの12階に住みながら落ちたものはなく、ペットボトル4本が倒れただけだったという。

 今回は「100円ショップでできる防災術」として身近な防災術を紹介していたが、いずれも本当に簡単なものばかりだった。

 たとえば避難生活を快適にするアイテムは、「保温アルミシート」「圧縮タオル」「伸縮ランタン(300円商品)」の3つだ。

 保温アルミシートは大判で、大人のからだもすっぽり包んでしまうサイズ感が良い。夏場でも衣服が濡れたままだと体が冷えてしまうため、1年を通して重宝するアイテムだ。辻さんは冬場、ベッドの下に敷いて保温性を高めているという。

 圧縮タオルは、水に入れると広がるタブレット状のタオル。両アイテムとも、ほとんど場所を取らず保管できるのが嬉しい。また、停電の時に必要な明かりを確保するランタンも100円ショップで揃うのだから買っておきたい。

 一方、避難生活用ではなく、被災時の被害を最小限に止めるためのグッズも紹介された。家具などの転倒を防ぐ耐震テクニックに使えるアイテムの一つが、「S字フック」だ。これをは観音扉の取っ手に引っ掛けることで、揺れで扉が開かないようにしておける。

 また「滑り止めシート」は辻さんの必須アイテムで、本棚や冷蔵庫、キッチンの収納棚などの手前に敷いている。少し傾斜をつけるだけで雲泥の差があるのだという。

 『スッキリ』MCの加藤浩次も、実践のためにあれこれと疑問を投げかけた。

加藤<S字フックは常につけているんですか? 食器やものを出すときは外してやるっていう? ストレスはないですか?>

辻<パツンってするだけなので大丈夫です。防災に傾きすぎると面倒くさくて、三日坊主どころか一日坊主になりますけど>

加藤<僕のうちは当然つけてないけど、いちいち取るのが面倒くさいと思ってしまって>

辻<本当に簡単なことなので、逆にやってないと気持ち悪くなってきます>

加藤<習慣づくと当たり前になるってことですね>

水卜<あとは、気になる高い位置だけやっておくだけでも違うかもしれませんね>

辻<いまはかっこいいのもあるので、あったほうが気持ちがいいっていう風にしています>

加藤<そういうふうに考え方を切り替えるということですね>

 ネット上でも、加藤と同じく手間を増やすことに抵抗があるという声は多いようだったが、「常に備えよ」とはこのひと手間を面倒がってはいけないということなのかもしれない。

備蓄の水ペットボトルは各部屋に分散させて

 水の備蓄場所についても、お役立ち情報があった。どの部屋で被災するか分からないため、「リビング、キッチン、寝室、玄関など分散して置く」のが正解なのだという。加藤は<猫がこないねえ>とジョークを飛ばしていたが、水を入れたペットボトルの猫除け効果は実際のところ全然ないらしいのでそこはご安心を。

 番組で紹介されたアンケートによると、自宅で防災対策をしている人の割合は約3割だという。あなたは、どちらだっただろうか。紹介されたアイテムを、次の買い物で、ひとつでも購入するところからはじめてみるのもいいかもしれない。

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