
『バイキング』公式サイトより
坂上忍の『バイキング』(フジテレビ系)におけるパワハラが、同番組の放送時間拡大を前に、再び物議を醸している。
秋の番組改編に伴い、フジテレビは『直撃LIVEグッディ!』を終了させ、『バイキング』の放送時間を1時間拡大。これまで同番組を担当してきた編成制作局第二制作部(主にバラエティ番組を手がける部署)ではなく、『直撃LIVEグッディ!』などの報道番組を担当していた情報制作局のスタッフが制作に関わることになるという。
しかし、『直撃LIVEグッディ!』のスタッフはこの決定に反発しているようだ。9月2日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、7月上旬に『直撃LIVEグッディ!』のスタッフ100名以上がフジテレビの会議室に集められ、チーフプロデューサーから『バイキング』への異動を説明されたという。だが『バイキング』への異動を拒否したスタッフが、少なからずいたそうだ。理由は坂上のパワハラにある。
坂上忍のパワハラについては、今年6月に「週刊女性」(主婦と生活社)も報じている。それによれば坂上が「リハーサルでやった流れを本番でひっくり返す」「ちょっとしたミスでチーフプロデューサーを説教する」といったパワハラを繰り返したことで2名のスタッフが休職に追いやられており、フジテレビ側は『バイキング』の打ち切りを決めたとのことだった。
だが実際には打ち切りどころか枠の拡大だ。フジテレビ側はヒアリングの結果、坂上のパワハラを問題と見なさなかったようである。
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