
レジ横で思わず買ってしまう魅惑のコンビニチキン!
我々現代人の毎日の生活に欠かせない存在となっているコンビニエンスストア。そんなコンビニのレジ横にあるホットスナックは、思わず買ってしまう魅力を持っていますよね! そこで今回は、業界2大ブランドである「セブン-イレブン」と「ファミリーマート」のホットスナック「チキン」を比べてみました。

コンビニ戦国時代の覇者「セブン-イレブン」
「セブン-イレブン」は言わずと知れたコンビニチェーン最大手ブランド。2020年6月時点でなんと全国に2万827店舗という脅威の店舗数を誇っており、業界1位の座をがっちりキープしています。

止まらぬ躍進で業界2位に躍り出た「ファミリーマート」
一方の「ファミリーマート」は2016年のサークルKサンクスとの経営統合によって力をつけ、6月時点で1万6618店舗を有し、トップの座を狙う業界2位です。
そんな両ブランドから今回比較の対象になったのは、セブンの「ななチキ」と、ファミマの「ファミチキ」。
セブンの「ななチキ」は、独自ブレンドのスパイスとハーブが効いたフライドチキンで、203円(税込)というお手軽価格。セブンの人気商品のひとつです。
一方のファミマの「ファミチキ」は、サクサク食感の衣の中に、溢れる鶏の旨みを閉じ込めた一品で、お値段は180円(税込)。リーズナブルで多くの人に愛されるファミマの看板商品です。
ともに多くのお客さんの心と胃袋を掴んできた人気商品ですが、どのような違いがあるのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
セブン「ななチキ」はサクサクで“スパイス&ハーブ”が注目ポイント!

セブン-イレブンのホットスナックはモノクロのクールな包装紙
セブンの「ななチキ」は、レジ横のホットスナックコーナーのなかでも人気の商品です。大きさは手のひらに収まるくらいの食べやすいサイズ感。一度は食べたことがある人も多いでしょう。

包装紙を開けると食欲そそる鶏肉の香りが広がります
包装紙には途中から切り離せるように切り込み線が入っているので、手を汚さずに食べられるのも嬉しいポイントでしょう。本品のカロリーは197kcal。揚げ物でチキンと言われるともっと高カロリーかと思いきや、意外とそこまでの高カロリーではないですね。

表面に見えるスパイスのつぶつぶは!?
実は2018年にリニューアルされたななチキ。以前の商品に比べて、衣のごつごつ感が増している感じがします。また表面に見えるつぶつぶの正体は、本品の隠し味であるスパイスとハーブですね。

いざ実食です!!
噛んでみると、その衣はサクサクながらどこかジューシー。某フライドチキンチェーンのような香りと甘みの強い衣です。肝心のお肉はというと、ブリっとハリのある熱々の鶏肉が詰まっており、セブンの企業努力に驚かされるはずです。
ファミマ「ファミチキ」はパリパリジューシーな“エンタメ系チキン”!?

ポップなカラーリングのファミマの包装紙
「ファミチキ」はファミマの看板商品とも言える人気のホットスナック。商品名が英語で印字された、黄色と白のストライプの包装紙が楽しげで目を引きますね!

包装紙を破ると香ばしい香りが広がります
ファミマの包装紙にも切り取り線があるので、食べやすく開封することができます。開けるとすぐに、いい意味でジャンクな香りが…! 「揚げ物を食べるぜ!」というワクワク感を煽ってくれますね。そのカロリーは251.7 kcalと少しお高め。

衣のザクザク感が楽しめそうなビジュアルのファミチキ
衣はカリカリと尖っており、「口に運んだら食感が楽しそうだな」と思わせてくれます。骨無しで食べやすいのも好印象です。

パリパリ&ジュワー!! な驚きの食べ応え
いざ食べてみると、最初に感じたのは衣のサクサク感!! クリスピーで心地よい噛み応えに思わず笑顔になるでしょう。次にびっくりしたのがその溢れるほどの肉汁。まさにあの手この手で食べる者を楽しませてくれる“エンタメ系チキン”でした。
好み分かれるチキン界の両雄を忖度ナシで比較!!

両者の持つ特徴は、包装紙のテンションからも読み取れる!?
魅力異なる両者、まずはその値段とカロリーを比べてみましょう。207円のななチキに対し、ファミチキは180円。コスパ面ではファミチキが一歩リードです。しかしカロリー面でいえばななチキが197kcalなのに対し、ファミチキは251.7 kcalとお高めでななチキに軍配。これはファミチキが衣や肉汁にこだわったがゆえでしょうか。

色合いは右のファミチキの方が濃い目か
次は衣のサクサク度です。先述したようにななチキの衣はサクサクかつふっくらで、特徴的なスパイスの香りが唯一無二の味わいを表現しています。一方のファミチキは食感に重きを置いており、サクサク度ではななチキを上回る印象でした。

お肉のこだわり度は左のセブンに軍配!?
最後はお肉ですが、これはまさに好みによるでしょう。本格的なリアルな“チキン度”を求めるなら、断然ななチキです。一方のファミチキは、衣とお肉の間に肉汁が浸み出す特殊な層が仕掛けてあるなど創意工夫に富んでいます。どちらもそれぞれ良さがあるので、ぜひ食べ比べてみてください!