ジャニーズ事務所の“マネージャー募集”に「やりがい搾取?」「大変そう」

文=中崎亜衣
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 さて、ジャニーズ事務所の求人が話題になると、ネット上では「給料安すぎる」「大変そう」「やりがい搾取」などと不興を買った。採用情報ページにある情報は一例だろうが、「マネージャー職(社員)」の給与は「年俸354万円以上(月の固定残業代:74,800円、59時間分含む)※超過分別途支給」とあったためである。

 勤務時間はフレックスタイム制(標準労働時間8時間:休憩1時間含む)となっているものの、タレントのスケジュール次第ではあるだろう。休日・休暇は週休二日(土日)だが、イベント・ライブの兼ね合いで出勤することもある。だが土日祝日が関係ないのは、“業界”の人間であれば皆同じことだろう。

 ジャニーズ事務所に限らず、タレントのマネージャーはタレント自身よりも多忙だと言われている。タレントのスケジュールに合わせるのはもちろん、タレントに何かあった時はすぐに駆け付けなければならず、昼夜を問わず「オン」の状態にならざるを得ない。そしてタレントは売れれば莫大な収入を得られるが、会社員であるマネージャーの報酬はタレントと比べるまでもない。

 オーバーワークを防ぐべく、担当を複数人の交代制にし情報を共有するなど、工夫している事務所もあるようだが、不規則かつ長時間の労働が容認されてしまっている業界の構造を見直す余地はまだありそうだ。

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