10日放送の『ぐるぐるナインティナイン 2時間SP』(日本テレビ系)に、タモリがゲスト出演する。結成30年を迎えたナインティナインが、タモリの前で15年ぶりにネタを披露するということで、お笑いファンの期待が高まっている。
ナインティナインとタモリの付き合いは長く、岡村隆史と矢部浩之はタモリを“東京のお父さん”と慕っているという。彼らがまだ若かった1994年4月から2002年9月まで放送されていた『ジャングルTV〜タモリの法則〜』(TBS系)で共演していたことを懐かしく思い出す世代も多くいるだろう。
『ジャングルTV』はタモリやナインティナイン、関根勤といったレギュラー出演者がゲストとともにさまざまな企画に挑戦するバラエティ。レギュラー陣とゲストが料理対決する「ジャングルクッキング」、音楽にノリつつ合間にエピソードトークを行う「古今東西ブラザーズバンド」などの企画が人気で、90年代のテレビバラエティならではのゆるい空気感が特徴であった。
若手時代にレギュラー出演していた『ジャングルTV』でタモリとの親交を深めたナインティナイン。後に岡村は『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、『ジャングルTV』出演当時について振り返り「若手やったから、失礼なこともいっぱいあったと思う。でも、タモさんから怒られたことは1回もないし、『ああせぇ、こうせぇ』ってアドバイスもらったこともないのよ。自由にやっていい。やりたいようにやっていい(という方針だった)」と振り返っている。
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