
GettyImagesより
メルカリで商品を売る上で、写真はとても重要です。特に1枚目の写真に何を選ぶかは、商品を見てもらえるかどうかを左右すると言っても過言ではありません。
しかし、メルカリのアプリ内で、写真の加工や文字入れができることは意外と知られていないようです。まだ使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
アプリ内で写真の加工や文字入れも
メルカリのアプリを立ち上げ、出品画面で写真を撮るか画像を選び、画像をタップすると、こちらの編集画面になります。
左下のマークをタップすると、写真のトリミング(不要な部分を取り除いて構図を整えること)ができます。
画像を加工したい場合は、下部の真ん中のマークをタップしてください。
Adobe社提供の写真加工アプリ
メルカリのアプリ内でできる写真の加工は、Adobe社から提供されていたアプリ「Aviary」がベースになっています。
「Aviary」自体は、現在サービスの提供が終了しているのでインストールできませんが、デザイン業務をする上では欠かせないPhotoshopやIllustratorなどで知られる、あのAdobe社提供です。
画像の編集ページの下には、「フィルタ」「鮮明度」「調整」「切り抜き」「テキスト」のメニューが並んでいます。
では、1つずつ説明しましょう。
「フィルタ」
タップひとつで、写真の雰囲気を変えることができます。
「鮮明度」
バーで調整します。左にするほど写真がぼやけ、右にすればくっきりとした印象になります。
「調節」
明るさ・コントラスト・色温度・彩度を、それぞれバーで調整できます。暗い室内で照明もなく撮った写真などは、明るさや色温度を多少調整するといいかもしれません。
「切り抜き」
先ほどのトリミングと機能は同じですが、目安となるグリッド線(格子状の線)があるので便利です。
「テキスト」
写真に文字を入れることができます。文字の色やサイズも調整できます。
フォントも自分の好みで選ぶことが可能です。
例えば洋服の場合、サイズを記しておくと親切かもしれません。しかし、過度な文字入れは“転売屋っぽさ”を演出してしまう可能性があるので、お気付けください。
「ミーム」
ミームも文字入れ機能ですが、テキストとは違い、文字を配置する場所が上下に固定されています。文字の配置やサイズの調整などが面倒な人は、ミームを使ってもいいかもしれません。
「画像方向」
画像を回転したり、上下、左右に反転することができます。
メルカリでたまに、スマホなどの操作に慣れていないのか、横を向いてしまっている商品画像を見かけますが(まさか、わざと目を引くため?)、こちらの機能を使えば簡単に調整できます。
「画像補正」
タップひとつで、画像の雰囲気が変えられます。細かい調整が苦手な方は試してみてもいいかもしれませんが、メルカリでは正直あまり使い道がないかもしれません。
加工しすぎは苦情に繋がる可能性
というわけで、メルカリのアプリ内でできる、写真の加工について説明しました。わざわざ専用のアプリをインストールせずとも、写真の加工や文字入れが簡単にできるので、特に初心者の方にはオススメです。
しかしながら、メルカリにおいて写真の加工しすぎは、「実物と違う」などといったクレームに繋がる可能性があります。あくまで、その商品の特徴を分かりやすく伝えるためのツールのひとつとして、利用してみてください。
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