崩壊しつつあるオスカーをいち早く去った忽那汐里は今?

文=中崎亜衣
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 悩んでいた時期でもあったといい、休暇を増やしてもらったことで、自分自身を見つめ直す時間も作れたという。オスカーは見込みのある若手女優を“ゴリ押し”し仕事を詰め込むことで有名だが、当時いきなり仕事量が減った忽那には「極秘出産」の噂も出回った。実際には目的があって仕事をセーブしていたようだ。

 10代からオスカーに所属していた忽那は、オーディションを経由せず引き受けた仕事も少なくなかっただろう。しかしそのように与えられる仕事では、物足りなかったのかもしれない。海外で厳しいオーディションを受け続ける生活は過酷でもあっただろうが、オーディションを通過したキャストで作る作品は、やはり納得がいくものになるという。『デッドプール2』の公開に際してのインタビューで、彼女は<オーディションのフェアな感じが私は好きですね。役に一番合った人がキャスティングされていきますし、本来ならそれが自然な形なのかなって>と認めていた。

 日本の芸能界という狭い枠組みを飛び出し、世界で挑戦を続ける忽那汐里。まだ27歳の彼女が、世界で最も有名な日本人女優になる日がやがて来るかもしれない。

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