わいせつ教員の免許再取得「5年案」が議論 子どもを守りきれない現状の課題

文=雪代すみれ
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怒りと関心を持ち続けること

 髙橋弁護士は<今の段階では報道されている内容が試案出ているという話なので、この後世の中の議論を通じて変わっていくと思います>と述べ、今後の注意点として<みなさんの怒りが一過性なんですよね。今怒るとこのあと怒らなくなるんですよ。触りたくない、気持ち悪いってことでこの議論から離れていってしまって(中略)この議論をするときに必ず必要なのが、みなさんが持っている今の怒りを立法につなげるまで持続していただかなかければならない。それができなければ、結局この議論は今触れただけで終わってしまう>と問題提起をした。

 髙橋弁護士の言うとおり、子どもへの性暴力の問題について関心を持ち続けること、そして学校に限らず子どもへの性暴力をどのように防いでいくのか、考え続ける必要があるだろう。

 また制度やシステムが変わるにはある程度の時間を要する。自衛が最適解ではないのはもちろんだが、直近の被害を防ぐという意味では、家庭内でプライベートパーツなどの性教育を行い、子どもが早期に親に報告・相談できるよう対策を講じることも重要だ。

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